【安価・コンマ】ループ世界の主人公として生きる
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45:名無しNIPPER[saga]
2020/05/13(水) 20:13:44.73 ID:1YofEsAO0
冬野「さてと...次は2つ目と3つ目。確か昼休みだったよね」

それは幼なじみの座間くんと一緒にお昼ご飯を食べていた時。

冬野(今日も1日が終わったら殺されるんだよね?はぁ...。唯一心が休まるのは学校にいる時ぐらいだよ...)

座間「どうした、ため息ついて。そんなんじゃ美味しいものも不味く感じるぞ?」

冬野「あっ、そ、そうだよね。ちょっと悩み事がね...」

座間「そうか...。助けになれるかもしれない、話してくれ!」

冬野「いや、そんな深刻な事じゃ無いから大丈夫だよ」

冬野(ホントは深刻すぎるくらいだけど...)

座間「そうか...」

少し残念そうな顔をしながら彼は卵焼きを口に入れる。

冬野「...」

気まずい沈黙が流れる。すると、突然座間くんが口を開いた。

座間「な、なあ」

冬野「なあに?」

座間「...いや、何でもない」

冬野「...そっか?」

これが2つ目。いつも真っ直ぐな座間くんが口籠るなんて一体何なんだろう?それで3つ目はこのすぐ後だったよね。そのままご飯を食べてた時に...

『おい、聞こえるか?』

冬野「え?」

座間「どうした?」

冬野「今声が聞こえなかった?」

座間「どんな声だ?」

冬野「おい、聞こえるかって」

座間くんが腕を組んで、目を瞑りながら考える。

座間「いや、聞こえなかったぞ」

冬野「そっ、そっか」

違う。確かに聞こえたはず。でも私にしか聞こえてない?

座間「疲れてるんじゃないか?しっかり休んだ方がいいと思うぞ」

冬野「それは...そうかもね」

これで1日に気づいたことは全部。

冬野「後は...記憶が正しければこの後、花柳先生に用事を頼まれるんだ」

でも日直でも係でもない私にどうして?それともただの偶然で、考えすぎ?

冬野「はぁ...今日はもう帰ろう。...きっと殺されるんだろなぁ...。嫌だなぁ...」

そして...

ザクッ

冬野「嫌!...ちょっと慣れたきたけど、でもやっぱり怖い...。け、けど昨日見つけた変なとこを調べればきっと...!」

殺害されたことで僅かに能力上昇。

身体能力1→1 0.5/1
洞察力2 1/3→2 1.5/3


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