【安価・コンマ】ループ世界の主人公として生きる
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44:名無しNIPPER[saga]
2020/05/13(水) 20:10:37.86 ID:1YofEsAO0
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冬野「今日は培った洞察力を活かして1日を過ごそう...。もしかしたら何かわかるかも」

そうして1日が終わり、放課後、教室で1人席に座り今日の出来事を振り返る。

冬野「疑いすぎて全部が怪しく思えたけど...取り敢えず特に気になったのは3つ、かな。まず1つ目は...」

それは授業間の10分休みの事だ。

冬野「そういえば、1人じゃなく何人かで帰ればいいんじゃ...?」

そんな事を考えていると教室のドアが勢いよく開き、1人の女子生徒が入ってきた。

朝霧「真白ー!会いにきたよ!」

冬野「水面ちゃん、今日も元気だね」

この子は親友の朝霧水面ちゃん。元気いっぱいの可愛い女の子、たまにアホなところはあるけど。

自分の性格が災いしてるんだろうけど、中々友達ができない私にとって水面ちゃんはとても大切な友達。

冬野「それで何の用?」

朝霧「顔を見にきただけ!」

冬野「そ、そっか...。そうだ、今日一緒に帰らない?」

私の言葉を聞いて水面ちゃんの表情が曇る。

朝霧「あー、今日はダメなんだよ、ごめんね!」

冬野「え、珍しいね?」

朝霧「私にだって用事ぐらいあるんですー。あっ、もう戻らないと。じゃーねー!」

冬野「あ、行っちゃった。...でもちょっと気になるな」

というのも、今まで一緒に帰ろうと言って断られた事は無い。幼稚園から高校までずっと。なのに...私が殺される今日に限って...。


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