【安価・コンマ】ループ世界の主人公として生きる
↓ 1- 覧 板 20
338:名無しNIPPER[saga]
2020/06/30(火) 21:14:38.26 ID:gX+iCkeR0
コンマ62 優勢
室長「このっ!」
振り向きざまに警棒で殴りかかってくる室長をなんとか避ける。
冬野「はぁっ!」
素早く室長目掛けてトンカチを振るう。が、警棒で受け止められた。
思わず笑みが溢れる。
室長「なに...?」
股間を最大限の力を込めて蹴り上げる。
室長「ッッッ!!!」ドサッ
冬野「ふ、ふぅ...」
室長が起き上がってこない事を確かめると、その場で座り込む。
『終わったな』
冬野「うん...」
『なら、こっちも終わらせるぞ』
冬野「はいはい」
声が指示する通りに彼らの宇宙船を弄り、仲間も船内に入れてあげた。
冬野「これで...終わりだね」
『ああ』
冬野「じゃあ、お別れ?」
『そうだな...。だが、何か思い出さないか?これまでお前は座間徹と朝霧水面、真実の愛と友情を見てきたはずだ』
別に何も、そう言いかけたとき頭に激痛が走る。それと同時に今までの記憶がフラッシュバックする。
『別に...好きでお前を選んだ訳じゃない』
『気弱だな、一体誰に似たんだか...』
『俺たち全てを信じなくても構わない!だが、だけど...私だけは信じて!』
『いや...昔、あの事故があった時、少しの間だけだったが真白の性格が変わった事があっただろ?』
『違う...聞いたんじゃなくて言ったんだっけ...?』
『怪我の影響か対象は事故以前の記憶を失っていた』
『真実の愛と友情』
冬野「思い出した...!」
『ようやくか?』
冬野「ああ...。エイリアンはお前じゃない、俺だ...」
『...そうだよ』
350Res/142.38 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20