高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「今日も、私とあなたとの時間を」
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20
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名無しNIPPER
[sage saga]
2020/05/10(日) 18:22:56.43 ID:WDIZ97tn0
――それから、私はいつものカフェに到着しました。
21
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/05/10(日) 18:23:26.43 ID:WDIZ97tn0
加蓮「謎解きはー?」
藍子「ちょっと考えたんですけれど、……面白そうだけれど、それはまた今度ってことでっ」
加蓮「オッケー。そうだよね、フェアじゃないもん。今は、そのまま書き進めよっか」
22
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/05/10(日) 18:23:55.42 ID:WDIZ97tn0
ドアを開けると、涼しいベルの音に混じって焼きたてのご飯の香りがします。
カウンターの奥から店員さんが、ぱあっと笑顔になってやってきました。
私も、自然と頬が緩んで……ちょっとだけお話したんですけれど、店員さんは、すぐにぱたぱたと厨房の方へ。
どうやら、他のお客さんの注文をとっていたみたいですね。
以下略
AAS
23
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/05/10(日) 18:24:25.80 ID:WDIZ97tn0
藍子「あっ。いつもの席、って言っても分からないのかも……。じゃあ、ここは消しゴムで消してから……」
24
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/05/10(日) 18:24:56.05 ID:WDIZ97tn0
今日は、何を食べようかな?
入り口から向かって右側の、一番奥の席。そこが、私たちがいつも使う席なんです。
今日はまだ、加蓮ちゃんは来ていないみたい。
席に座ってメニューを開くと、最初に目に飛び込んできたのはお昼の定食セットでした。
以下略
AAS
25
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/05/10(日) 18:25:26.53 ID:WDIZ97tn0
加蓮「…………」
藍子「『加蓮ちゃんが来るまでは、あと10分くらいかな? 私は――』……? 加蓮ちゃん?」
加蓮「……ねぇ、藍子?」
以下略
AAS
26
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/05/10(日) 18:25:55.88 ID:WDIZ97tn0
加蓮「お腹は鳴ったの? 涎を垂らしたりはした? 唾を飲み込んだりしてない?」
藍子「ちょっ」
加蓮「藍子1人に任せてずんずん書いてるとそーいう都合の悪い所をすぐ飛ばすんだから! で、どうなの。ほら、素直に言いなさい?」
以下略
AAS
27
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/05/10(日) 18:26:26.02 ID:WDIZ97tn0
加蓮ちゃんが来るまでは、あと10分くらいかな?
スマートフォンを確認してみたら、ちょうど、加蓮ちゃんからのメッセージが来ていました。
『少しおくれる』だそうです。急いで打ったのかな。スタンプやデコ文字もありません。
大丈夫。ゆっくり来ていいですよ。
以下略
AAS
28
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/05/10(日) 18:26:56.03 ID:WDIZ97tn0
加蓮「だってさ……」
藍子「だって?」
加蓮「……私、なんかまだ、こう……そういう所があるっていうのかな……」
以下略
AAS
29
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/05/10(日) 18:27:25.42 ID:WDIZ97tn0
そうそう。加蓮ちゃんって、ああ見えてすっごく真面目さんなんです。
周りの人にはなかなか見せませんけれど、レッスンの時は、誰よりもいっぱい頑張っていて。
いつもは周りの人をちょっと困らせたりもしますけれど、本当に困っている人がいたら、すぐに手を差し伸べてあげるんです。
あとは……他のアイドルのみなさんに聞いても、見習いたい、お手本にしたい、という声が、いっぱいあって♪
以下略
AAS
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