武内P「島村さんが私の?」卯月「お気に入りですよね!?」
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3: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2020/05/10(日) 17:14:04.85 ID:aLnDTpB9O
武内P「ンンッ。あの……もういいでしょうか。もし誰かに見られでもしたら、誤解を与えかねません」

卯月「誤解、ですか?」

武内P「ええ。だからソファの方で話しましょう」

卯月「誤解……なんですか?」

武内P「……?」

武内P(なぜ可愛らしく頬を膨らませるのでしょう。理由がわからないのは、私が女心がわからないからか、悩みを抱えている島村さんの心情が不安定なためなのか……)

武内P(ともかく一度落ち着いて話を聞かなければ)

武内P「……先ほどは失礼しました。島村さんが私に何か話したいことがあるように見えて、それが悩み事ではないかと心配して、つい」

卯月「き、気づいていたんですか」

武内P「島村さんの様子を見るに、話しづらいこととは思いますが、どうか私に話してもらえないでしょうか。力になりたいんです」

卯月「いえ、その! 悩み事――と言えば悩み事なんですけど、たいしたことじゃなくてですね!」

武内P「島村さんが悩みを抱えていることには変わりありません。そして悩みを抱えている島村さんを見ていると、私は不安になってきます。ですから、どうか」

卯月「不安にですか? プロデューサーさんが?」

武内P「はい。今はまだ大丈夫ですが、悩みのせいで島村さんが体調を崩したりしないかと、不安で仕方ありません」

卯月「うー。そんなこと言われたら、話さなきゃいけないじゃないですか」

武内P「す、すみません」

卯月「……笑わないでくれますか?」

武内P「当然です」

卯月「えっとですね。この前のことなんですけど、美穂ちゃんと響子ちゃんに言われたことが、気になって仕方がないんです」

武内P「小日向さんと五十嵐さんに……ですか?」

卯月「ふ、二人ともプロデューサーさんが……」

武内P(お二人が私のことを? 街を歩いていたら警察の方に職務質問をされ、応援まで呼ばれたのを見られてしまったのでしょうか? それとも悪役の公爵令嬢を演じてみないかと、なぜか路上でスカウトされてしまった件――)





卯月「プロデューサーさんが私のことを、お気に入りに違い無いって言うんですよ、もう♪」エヘヘ





武内P「……………………ん?」


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