【かぐや様は告らせたい】小野寺麗の日常
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65:名無しNIPPER
2020/05/20(水) 19:19:14.05 ID:GB6hrfvtO
小野寺(確か二年の人達か…)

豊崎「…おい、あの座ってる子」ヒソヒソ
風祭「ん?」

豊崎「ほら、この前…紀と一緒に居た」ヒソヒソ
風祭「はっ、マスメディア部の一年っ!」

小野寺「…?」

二人は何か大きな勘違いをしていた


豊崎「あの子もマスメディア部なら紀だけじゃない…お前の好きな巨瀬とも仲が良いかも知れない」

風祭「そうか、ちょうどいい機会だな。修学旅行の間に仲を進展させる方法、マスメディア部の彼女に聞いてみるか!」

小野寺(あの二人なんでさっきから私をジロジロ見てるんだろ)

二人の間では小野寺がマスメディア部であるという勘違い前提で話が進められていた


風祭「なあ、君…ちょっといいか?」

小野寺「はい?」

豊崎「マスメディア部の、紀と巨瀬の事で…聞きたいことがあるんだ」


小野寺「…紀先輩と、巨瀬先輩ですか…?」

小野寺(…え、なんでそれウチに聞くの!?)

当然のことながら小野寺は困惑していた

風祭「ん、迷惑だったか?それなら…」

小野寺「あ、いえ、まあ答えられる範囲なら」

豊崎「ありがとう……じゃあ単刀直入に言おう」


豊崎「俺は紀と修学旅行で仲良くなりたい」

風祭「俺はできれば巨瀬と付き合いたい」

豊崎「どうすれば紀と修学旅行中に仲を進展させられるだろうか」

風祭「巨瀬が一発で惚れてくれそうな京都のオススメスポットとか無いだろうか?」


小野寺「え、えぇ〜〜〜…?」

小野寺(どうしような、紀先輩は一日一緒に居たくらいだし、巨瀬先輩はもっとよく知らない。四宮先輩が大好きなのはよく伝わったけど…)ウーン

小野寺(でも二人とも何か目付きが超真剣だし適当な答えは………てか何で私が恋愛相談受けてるの!?)

風祭「すまん、いきなりで困らせてしまったか?」

豊崎「別に君を困らせたい訳じゃないから無理しなくていいんだぞ…」

小野寺(良かったいい人達っぽい)

小野寺「そうですね…まあ、修学旅行なんですし、難しく考えず好きな人を誘って一緒に普通に楽しむのが一番だと思いますよ。好きな女の子と二人の楽しかった思い出を作ることが大事なんじゃ無いでしょうか」

風祭「あのな、それが簡単に出来たら苦労しないんだよ」

豊崎「ああ…文化祭で誘うの失敗して怖いんだよ…」

小野寺「え、いや…失敗が怖いのは分かりますが」

風祭「もし誘う段階からもうダメだったら…」

豊崎「考えただけで恐ろしい……」

小野寺「あの…それでも、まずそこを頑張らないことには進展もしないと思いますよ?最初の一歩が怖いのは私も分かりますけど…」

風祭「うーん、わかってるけどさあ…」

豊崎「あー、いきなり二人きりでデートしてる状態から始まらないかなぁ…」

小野寺「始まりませんよ」



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