アルコ&ピース酒井「Black Savanna」
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5: ◆z.6vDABEMI[saga]
2020/05/05(火) 19:49:13.93 ID:z3oD1mZbo
「何、何なんその計画は」
ああもう、脇道に逸れてばっかし……リスナーと一緒に振り回されながらオレ、その話なげぇなとか、これそもそもオチあんのかなとか、大体この話なんなんだよとかそんな事を思いながら対峙していた。
つか、出だしからして「その日は頭くらいのサイズの雹が降って、玄関開けたら首切られた鶏が十羽並べられてる」とかバカいかちぃ書き出しで、世にこんな小説があってたまるかとオレに言わせたがってるようだった。
……要は、平子さんちのガキが運動会で三位になったっつうなんとも言えないオチの話だ。
よえー、オチよえー。
そのなんとはない日常会話を、脚色で骨格見えねえ位にふんだんにデカくして、衣びっちびちにして揚げた感じのもんだった。
さすがにオレでも胃もたれますわ、そんな若さでもねえし。食べたら多分褒めてもらえるんだろうなー、とか思ったりもしないことは無いけど消化不良起こしそうだし、当時も結構消化不良感ヤバかった。
ゲロ吐かなかったのを褒めて欲しい。
ぶん投げてぇ。相方じゃなかったらぶん投げてぇ。相方でもぶん投げてぇけど。
でもそんな話すんの一回目でもないわけじゃないすか。何回もあったし、今までも、多分これからもあるし、この人の隣で喋るってのはこれを何回も受けるってことだし。
もしマジでイヤんなったら事務所ぐるみでガチ喧嘩してお前を殺してオレも死ぬ。
だからほんとは流してもいい場面で。
だけどなんだか妙に引っかかって。
そんな作り話に引っかかる必要なんざ一生必要ないんだけど、どうしてだか引っかかって。
なんとなーく、それが頭に残ったまま時は二年経過。
何やら騒がしい年明けを迎え、そして気付けば話は今年の二月になっている。
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