14: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2020/05/01(金) 06:59:48.04 ID:yo4ZRVm4O
まゆ「しかし……女性であるまゆには本音で話しにくいというのもあると思いますが、CPのプロデューサーさんからはどんな女性と付き合いたいという具体的なヴィジョンが伝わってきません」
武内P「佐久間さんのおっしゃる通りですね。深くそういうことを考えてきませんでしたから」
まゆ「そこでまゆからの提案です。どのような女性と付き合い、結婚するか。それについて真剣に考えるためには、今よりも女性と身近な関係になるべきです」
武内P「今よりも身近、ですか」
まゆ「はい。なので機会があれば深く考えずに、女性とお付き合いすべきだと思います」
武内P「……それは相手に失礼なのでは」
まゆ「好きな相手もいなくて、どのような女性と付き合いたいという具体的なヴィジョンも無い以上は、お試しでもいいから付き合うべきです。それを不誠実だと思うのでしたら、付き合っている間は相手に真剣であればいいとまゆは思います」
武内P「……そうですね。私の場合、それぐらいしなければいけませんね」
まゆ「はい。なので女性と深い仲になれそうなとき、笑顔がステキで、そして他人の努力を笑うような人ではない限り付き合いましょう」
武内P「はい」
まゆ「……言い換えると、もしこれからCPのプロデューサーさんに告白する女性がいたとして断るとしたら、その女性は笑顔がステキではないか、性格が悪い女性ということですね?」
武内P「……? そういうことになりますね」
ガチャ、バタン
美嘉「……」
武内P「城ケ崎さん……?」
美嘉「ちょっと話があるんだけど……一緒に来てくれる?」
武内P「ええ、構いませんよ。それでは佐久間さん、相談にのっていただきありがとうございました」
まゆ「いえ、お役に立てたのなら何よりです。あ、美嘉ちゃん」
まゆ(がんばってくださいね)ヒソヒソ
美嘉「う、うん。アタシ、がんばるから」
武内P「……? それでは失礼します」
ガチャ、バタン
まゆ「――さて。うまくいったので、ここを片付け……あれ、誰か来ました?」
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