643: ◆VtnAffEdys[saga]
2020/05/18(月) 21:38:56.18 ID:sHbRTsOIO
◇
エーデルガルト「クリス、そこで足を右に。
そう、それでいいわ」
クリス『は、はい。
…流石ですわね、エーデルガルトさん。
言われたとおりにしてれば、凄くスムーズに踊れますもの』
エーデルガルト「昔からこういった場に出ることが多かったもの。
嫌でも覚えるわ」
クリス『いえ、それもそうなんですけど。
それより、教え方が上手で…。
もしかして、誰かに踊りを教えたことでもありますの?』
エーデルガルト「………ええ、そうね。
確かに、踊りを教えたことはあるわ。
…もう、戻れない昔の話だけれど」チラッ
ディミトリ「…」
クリス(ディミトリ…?何故そちらを見たのでしょう…)
クリス『あ、もしかして、ディミトリと踊りたいんですの?』
エーデルガルト「え?何故そうなるの…」
クリス『いえ、先程そちらを向いていましたので』
エーデルガルト「そういうこと…。
でも、気にすることはないわ。
…私が彼と共に踊ることは、恐らく未来永劫ないでしょうから」
クリス『えっ!?』
クリス(み、未来永劫って…ディミトリ…何かエーデルガルトさんの気に障ることでもしたんですの…?)
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