北条加蓮「藍子と」高森藍子「アイドルのいるカフェで」
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21:名無しNIPPER[sage saga]
2020/04/26(日) 19:01:45.61 ID:237PaD0I0
加蓮「んー? うーん……」

藍子「ふう……」コトン

加蓮「依頼人の気持ち?」
以下略 AAS



22:名無しNIPPER[sage saga]
2020/04/26(日) 19:02:15.65 ID:237PaD0I0
加蓮「自分のことは自分が一番よく知ってる! って意地張って、じゃあ自分って何だろうとか思って色々分析してみるの」

藍子「ふんふん」

加蓮「……そしたら過去のこととか捻くれてた頃のこととか、藍子と出会う前の自分とかばっかり浮かんできて……あー、ってなるよね」
以下略 AAS



23:名無しNIPPER[sage saga]
2020/04/26(日) 19:02:44.28 ID:237PaD0I0
加蓮「これだ、って思うオススメのヤツを1冊にしてもらってもいい?」

藍子「分かりましたっ」

加蓮「お礼は――」
以下略 AAS



24:名無しNIPPER[sage saga]
2020/04/26(日) 19:03:14.00 ID:237PaD0I0
加蓮「って、もう。今は藍子のことでしょ? 依頼人の気持ちの――あーはいはい、加蓮ちゃんの写真のことはまた今度ね」

加蓮「依頼人の気持ちが分からない、か。依頼人……。ここのカフェの店員さんもいるっぽいよね?」

藍子「そうですね……」
以下略 AAS



25:名無しNIPPER[sage saga]
2020/04/26(日) 19:03:44.58 ID:237PaD0I0
藍子「……今回のことは、それが全然分からないんです」

藍子「私のお話をすればいいのか、加蓮ちゃんのお話をすればいいのか」

藍子「カフェの店員のみなさんから、ってことは、カフェのお話をすればいいのかもしれませんけれど――」
以下略 AAS



26:名無しNIPPER[sage saga]
2020/04/26(日) 19:04:15.23 ID:237PaD0I0
藍子「……」

藍子「……ごめんなさい。こんなお話をして。加蓮ちゃんだって、いろいろ考えたり悩んだりしているってこと、知ってるのに……」

加蓮「……話、ってことなら、別に謝らなくてもいいけど――」
以下略 AAS



27:名無しNIPPER[sage saga]
2020/04/26(日) 19:04:44.24 ID:237PaD0I0
加蓮「最終的な答えはだいたい決まってるよね。今回なら、コラムを書くこと。でも、その途中式は何通りも、ううん、何十通りもある。学校の数学の計算とは違うの」

加蓮「それに、だからPさんもかなり曖昧な指定で依頼を受けて、それを藍子に――実際送ってきたのは何故か私なんだけど、とにかくそれを藍子に出したんじゃないの?」

藍子「…………」
以下略 AAS



28:名無しNIPPER[sage saga]
2020/04/26(日) 19:05:14.21 ID:237PaD0I0
藍子「…………」

加蓮「これは藍子が決めることだから。……答えを出すまではずっと側にいてあげる。道を間違えてそうなら私が正しい方向に連れてってあげる。でも、最後に決めるのは藍子だから」

藍子「……………………」
以下略 AAS



29:名無しNIPPER[sage saga]
2020/04/26(日) 19:05:45.26 ID:237PaD0I0
……。

…………。

加蓮(……いつでも優しくしてほしい、かぁ)
以下略 AAS



30:名無しNIPPER[sage saga]
2020/04/26(日) 19:06:14.73 ID:237PaD0I0
加蓮(それから私は、店員さんに色んなことを聞いた)

加蓮(具体的に依頼した人が誰なのか。その経緯。藍子に期待していること。どのルートで事務所へ依頼を出したのか)

加蓮(そのついでに、取り留めのない話もした)
以下略 AAS



31:名無しNIPPER[sage saga]
2020/04/26(日) 19:06:44.23 ID:237PaD0I0
加蓮(――やがて、藍子が大きく頷いたのが見えたので、藍子の元へ戻ることに)

加蓮(……店員さんがものすっっっっごく寂しそうな顔をしてたので、また今度話そうよと言っておいた)

加蓮(いや、私はいいんかいっ)
以下略 AAS



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