36:名無しNIPPER[saga]
2020/04/27(月) 00:55:07.48 ID:Hmn4qVbR0
無料の営業スマイルを浮かべていた彼が、にやりと笑みを浮かべ直しました。
「よろしく。俺は……ま、その名刺の通りだよ」
「プロデューサー……って、何?」
「だいたい全部やる人」
「嘘だー」
「いやマジで全部やらされるんだよこの業界。おかしいよ」
「いや知らないよ」
呆れたような笑みを浮かべ、加蓮は紙かごの中を指先で探ります。
ポテトは全部すっかり冷めて、しなしなになっていました。
「……」
「あれ、冷めてる。でもこれはこれで旨いよな」
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