286:名無しNIPPER[saga]
2020/05/10(日) 23:19:21.33 ID:7gnP6kF90
『明日を想いながら、指先まで綺麗に――』
客席に向け、掌を伸ばします。
そして息を呑みました。
あの日、パステルクリームの壁紙に、あれほど映えていた筈の宝物。
大切な大切な今日も指先を彩ってくれる、ラメ入りのミントグリーン。
伸ばした指先は、眩しく煌めく緑の海に、すっかり溶け込んでしまいました。
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