280:名無しNIPPER[saga]
2020/05/10(日) 23:02:23.98 ID:7gnP6kF90
『そんな感じで、けっこう人生諦め入ってたんだよね、私って。
体調は少しずつ良くなってったけど、ボーっと生きて、ポテトとかアイスばっか食べてた』
『……アタシが見る限り、加蓮今でもそればっか食べてない?』
『シツレイな。ちゃんとバーガーとコーラも頼むよ』
『そこ?』
『まぁいいや。えっと……何の話だったっけ?』
『アイドル』
『そうだそうだ。んーと、
色々あってスカウトされて……私はアイドルになりました。めでたしめでたし』
『……え、えぇ〜っ? 急にそんな、大雑把に?』
慌てる卯月に、会場が含み笑いを零します。
『や、なんか、よく考えたら恥ずかしくない? 昔の自分の思い出話とか』
『言い出したの加蓮だろうが』
奈緒が呆れたように苦笑しました。
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