155:名無しNIPPER[saga]
2020/05/07(木) 22:54:25.15 ID:XPAMg3p00
「なー、かれーん……そろそろ機嫌直してくれって」
「……別に、上機嫌だけど」
「口調が超不機嫌なんだよなー……」
「桃、剥いたよ」
北条家、加蓮の部屋。
セカンドアニバーサリーツアー千秋楽の翌日、
凛と奈緒は、はしゃぎ過ぎたお蔭で体調を崩した加蓮のお見舞いにやって来ていました。
身体が崩れれば往々にして心も崩れやすいもの。
病に臥せった際の見舞というのは、本当に嬉しくなるものです。
加蓮は心根の優しい娘ですから、友人達のお見舞いに機嫌を損ねる道理もありません。
例えば、大切な時間を削られたのでもない限り。
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