30:名無しNIPPER[saga]
2020/04/14(火) 23:37:01.36 ID:es/Qb5Nf0
「秀尽高校の生徒の親に俺のターゲットがいる」
「え?」
「情報が欲しい」
「親の資産や職業やその他もろもろ、…なんでもいい」
「教師からという方が情報をつかみやすい」
双葉や一子に依頼して、あらかたの情報は手に入れた。だが、問題なのは大人達が掴んでいない情報。それを知っているのは貞代しかいない。
「という訳で…顧客のデータくれ」
「あなた……単純に言うけどそれ犯罪じゃない」
「警察には話がついてある」
「そういう問題じゃ」
「生徒は売れないか?」
「売れないわよ…あなたの時だって私達必死で庇ったのよ」
「君みたいな素行不良の問題児!」
「別に隠したいならそうすればいい。生徒を守るため学校が汚名を被る。それもまた一つの方法だ」
「だけど、隠す方が生徒に悪いとしたら?」
「え…?」
「実はその生徒は自分から親の悪事を発信しているらしい。」
「善良な子供なんだろう。これ以上、親の悪事が我慢できないんだろう」
「だが、親に監視されて、それすらもできない…」
「……」
40Res/33.29 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20