武内P「素直じゃないプロポーズ」
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11: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2020/04/13(月) 20:26:41.99 ID:9ZfmECmt0
武内P「そ、その……心配していただけるのは嬉しいのですが」

凛「うん。心配するだけじゃダメってわかった。プロデューサー、今度一緒に結婚式場の見学に行こうよ」

武内P「見学……? 確かにいつか結婚するために下見は必要ですが、それは結婚する相手といずれ……」

凛「うん。だから私と一緒に」

武内P「……?」

武内P「…………………ん?」

武内P「〜〜〜〜〜ッッッ!!?」

武内P「しし、渋谷さん!?」

凛「このままいくとプロデューサーの結婚相手は私でしょ? 何よりここ数年何度も何度も痛感していたけど、プロデューサーはお見合いとかで結婚相手を見つけるのは忙し過ぎて無理。普段から一緒にいてプロデューサーの人となりを知っている私なら問題無いから」

武内P「ま、待ってください! 今の言葉でこれまで以上に危機感を抱きました! 必ず1年以内に相手を見つけますから!」

凛「4年かけてできなかったことを、あと1年でしますって言われてもね。かな〜り妥協すればできるだろうけど――そんな不幸せな結婚、私たち全員認めないよ。我が友が胸に抱く焦燥から道を踏み外し、エレシュキガルに囚われたって蘭子を泣かせるの?」

武内P「そ、それは……」

凛「――うん。考えれば考えるほど私が結婚するべきだね。プロデューサーの欠点なんて百も承知で、今さらそんなことで本気で怒ったりしないし、皆もよく知った私が結婚相手なら安心してくれるから」

武内P「お、お願いです渋谷さん。少し待ってください!」

凛「なに、プロデューサー?」

武内P「その……冗談ですよね? あるいは私に危機感を抱かせるための、狂言……ですよね?」

凛「フフ」

武内P「……ふぅ」

武内P(渋谷さんの満面の笑みに、ああ、からかわれていただけだと安心したその時)

凛「ねえ、プロデューサー?」

武内P「はい、なんでしょう?」





凛「神前式と教会式、どっちがいい?」


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