高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「再認識するカフェで」
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名無しNIPPER
[sage saga]
2020/04/12(日) 18:20:17.07 ID:hDB5WS2C0
加蓮「……よいしょ、っと。似合う?」カブリ
藍子「いつもと違う加蓮ちゃん、って感じです。でも、ちょっと……ふふ♪」
加蓮「何ー。似合わないってことー?」
以下略
AAS
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名無しNIPPER
[sage saga]
2020/04/12(日) 18:20:49.22 ID:hDB5WS2C0
藍子「どんなステージにしてみますか?」
加蓮「えー、そうだねー。誰か他のアイドルを呼んで、トーク……ううん、コントでもしてみよっか」
藍子「コント?」
以下略
AAS
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名無しNIPPER
[sage saga]
2020/04/12(日) 18:21:17.16 ID:hDB5WS2C0
加蓮「ところでなんでプレゼント? 私、藍子に何かしたっけ。それとも今日って何かあった日だっけ?」
藍子「ううん、何も。私がただ、加蓮ちゃんに贈ってあげたいなぁって思っただけですよ」
加蓮「そーいうものなのかな……」
以下略
AAS
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:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/04/12(日) 18:21:47.31 ID:hDB5WS2C0
加蓮「それにしても、そんなにイメージが違って見えるのかなぁ、これ。確かに私らしくないって感じだし、そもそもシルクハットなんてかぶったことなかったけど」
藍子「変装にも、使えるかもしれませんね」
加蓮「今度いつか試してみよっか」
以下略
AAS
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名無しNIPPER
[sage saga]
2020/04/12(日) 18:22:17.42 ID:hDB5WS2C0
藍子「……わ、私は遠慮しておきま、」
加蓮「何ならバレた瞬間に私がMCになりきって"みんなー! 今日はアイドルの高森藍子ちゃんがゲリラLIVEに来てくれたよー!"とか言ってもいいよ?」
藍子「やめて〜っ! そんなことされたら、私、それこそ外を歩けなくなってしまいますっ」
以下略
AAS
25
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名無しNIPPER
[sage saga]
2020/04/12(日) 18:23:47.18 ID:hDB5WS2C0
加蓮「ぷはぁ。……顔が怖いよ?」
藍子「そうさせたのは加蓮ちゃんです……っ!」
加蓮「藍子にはちょっと刺激的すぎちゃったかもね」
以下略
AAS
26
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/04/12(日) 18:24:17.18 ID:hDB5WS2C0
……。
…………。
加蓮「帽子って言えばさ、1つ思い出した話があって」
以下略
AAS
27
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/04/12(日) 18:24:46.98 ID:hDB5WS2C0
藍子「へぇ〜……。Pさんと遊園地って、……ひょっとして、デートだったり?」
加蓮「ふふっ。どうだろうね?」
藍子「わ、わぁっ」
以下略
AAS
28
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/04/12(日) 18:25:16.90 ID:hDB5WS2C0
加蓮「軽く変装しなきゃってことで、用意したのがこの帽子なの。これね、お母さんから借りたものなんだー」
藍子「ふんふん」
加蓮「変装なんだけど、ファッションでもある帽子。ちょっと思い出深いなぁ……って。つい思い出しちゃった」
以下略
AAS
29
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/04/12(日) 18:25:47.66 ID:hDB5WS2C0
加蓮「その延長線上っていうのかな。じゃあ格好もこだわらなきゃ、ってなって、お母さんに相談してみたの」
加蓮「そしたらこの帽子を貸してくれて。これさ、お母さんがお父さんとデートする時に、よくかぶってた帽子なんだってさ」
藍子「わぁ……!」
以下略
AAS
30
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名無しNIPPER
[sage saga]
2020/04/12(日) 18:26:17.78 ID:hDB5WS2C0
藍子「ここの遊園地って確か……あの海沿いにある場所のですよね?」
加蓮「うん。よく分かったねー」
藍子「後ろの風景や乗り物に見覚えがあって。私は行ったことはないんですけれど、クラスの友だちが前にお話していたのを聞いたことがあるんです」
以下略
AAS
31
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名無しNIPPER
[sage saga]
2020/04/12(日) 18:26:47.25 ID:hDB5WS2C0
……。
…………。
<あ、やったっ。いた! こんにちは、藍子さん!
以下略
AAS
32
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名無しNIPPER
[sage saga]
2020/04/12(日) 18:27:17.53 ID:hDB5WS2C0
加蓮「昔話って言うと、どうも良くないイメージがありすぎるけど……や、まあ、それって私が原因なんだけど」
藍子「あ〜……」
加蓮「こういう思い出話なら、たまにはいいかなって。あっ、でも、だからっていつまでも昔のことばっかり振り返るのは嫌だよ?」
以下略
AAS
33
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名無しNIPPER
[sage saga]
2020/04/12(日) 18:27:47.03 ID:hDB5WS2C0
藍子「昔撮った写真や、使っていた道具を取り出して、その時に思いを馳せたりしながら……」
藍子「あっ。でも、その後になったら、これからはこういうことをしたいな、って思ったりもするから……そこは、加蓮ちゃんとおんなじかもしれませんね♪」
加蓮「確かめ直す……再認識、かぁ」
以下略
AAS
34
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名無しNIPPER
[sage saga]
2020/04/12(日) 18:28:17.14 ID:hDB5WS2C0
藍子「あまり考えないで、思いついたことを、ぱっ、と言ってくださいっ」
加蓮「じゃあ……ゆるふわ?」
藍子「……も、もうちょっとだけ、他にも」
以下略
AAS
35
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名無しNIPPER
[sage saga]
2020/04/12(日) 18:28:47.02 ID:hDB5WS2C0
藍子「やっぱり、アイドルとしてすっごくキラキラしています! あと、意地悪なところはあるけれどすっごく優しくて。助けて、って言わなくても、困っているのを見つけたらすぐに手を差し伸べてくれて――」
藍子「そうそう。いろんなことに挑戦するのが好きですよね。できないことでも、努力して、できるようになって……しかも努力しているところを誰にも見せないでいられるのって、すごいことだと思いますよ」
藍子「あとは……辛いことにも、正面から向かい合えること。私は、そういうのは避けちゃうこともあるから――」
以下略
AAS
36
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名無しNIPPER
[sage saga]
2020/04/12(日) 18:29:17.33 ID:hDB5WS2C0
加蓮「アンタねぇ……!」
藍子「? えっと、あの……?」
加蓮「ハァ……。はいはい、そこの野次馬共はあっち行けっ。……もー。そんなに真面目に言われたら恥ずかしいよ。さすがに」
以下略
AAS
37
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名無しNIPPER
[sage saga]
2020/04/12(日) 18:29:47.27 ID:hDB5WS2C0
加蓮「……じゃあ私も言ってやるっ。藍子って言ったらやっぱり優しさだよね。想いを受け止めてくれる優しさ。それから悪い時にはちゃんと悪いって言ってくれて、いいことだったら自分のことのように喜んでくれるよね」
藍子「そ、そうでしょうか。それは大げさに言っているような……? 悪い時っていうのなら、加蓮ちゃんこそ、ちょっぴりうまくいかなかったり機嫌が悪い時に、言ってほしいことをビシッと言ってくれるところがありますっ」
加蓮「まだあるよ。努力の話だっけ? 藍子って一歩一歩の努力がいつまでも続いてて、見てたら一緒に頑張ろうって思わせる気持ちになるよねー」
以下略
AAS
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名無しNIPPER
[sage saga]
2020/04/12(日) 18:30:17.50 ID:hDB5WS2C0
――しばらくが経過して――
加蓮「……」
藍子「……」
以下略
AAS
39
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名無しNIPPER
[sage saga]
2020/04/12(日) 18:31:43.78 ID:hDB5WS2C0
【おしまい】
最近の供給量があまりに多すぎて、嬉しいですけれど、お腹いっぱいになりそうです。ごちそうさまです。
40
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名無しNIPPER
[sage saga]
2020/04/12(日) 18:34:00.49 ID:hDB5WS2C0
>>32
申し訳ございません。最後の藍子のセリフを修正させてください。
<誤>
藍子「思い出話をしたから、ってだけではないんですけれど……ときどきでいいから、そこにあるものを、一つ一つ、たまには確かめ直したいな、って」
以下略
AAS
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