魔法剣士A「パーティーを首になったらどうすればいいのか」
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6:名無しNIPPER[saga]
2020/04/11(土) 00:45:30.15 ID:0kRE0qpr0
受付男「じゃあパーティー待ち登録しとくから、君の情報を教えてくれ」

魔法剣士A「ああ」

受付男「職業は魔法剣士…と。資格は?」

魔法剣士A「えーと…魔法全般取扱い2級、サバイバル検定3級、特殊鍵開け2級、薬剤取扱い3級…あと馬に乗れる」

受付男「はぁーどれもクソ微妙な資格だな?中途半端というか。まあそれなりに頑張りましたって感じの…真面目系クズか?」

魔法剣士A「お前は不真面目系クズか?悪口を言うのが仕事じゃないだろ。とっとと次を頼む」

受付男「悪い悪い。最近クビになって困ってここに来るやつが多いんだよ。おかげ仕事が増えてな。疲れてるんだ。給料は増えないが仕事は増える…やってられないよ」

魔法剣士A「不況のせいで受付も大変なんだな…」

受付男「まあな。来世は死んでも受付なんて仕事はしないよ。で、希望の月給は?」

魔法剣士A「まあ…魔法剣士で資格もそこそこだし…月々27万ゴールドは貰いたいな」

受付男「お客さん、いつの時代からやってきたんだい?」

魔法剣士A「なに?」

受付男「このスペックで27万なんてのは一昔前の話だよ。まあ今の時代なら22万くらいか…」

魔法剣士A「なに!?そんなに低いのか!?」

受付男「もう今時魔法剣士なんて職業は珍しくもない。それにこの資格も…どれも古いよ。新しい資格もたくさん出てるし、需要があるのはそっちだ。こんな古い資格持ってるやつを探してる変わり者はいないよ」

魔法剣士A「そ、そんな…」

受付男「クビになるのも当然だな…」

魔法剣士A「お前の接客態度どうにかならんのか?」


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