もし芸人に「アマビエ」でネタを作ってもらったらと言う妄想
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8: ◆z.6vDABEMI[saga sage]
2020/04/10(金) 23:19:51.69 ID:xIokv2FNo
○ラバーガール

飛永、板付き。原稿のようなものをテーブルに置いており、メガネとスーツのかっちりした姿。ニュースキャスターのようだ。


飛永「こんばんは、ニュースの時間です。本日も様々なニュースをお伝えしていきますが、速報が入りました」

飛永「本来そんざいしないはずの、伝説と思われていた妖怪『アマビエ』が初めて発見されたと言う報告があったようです」

飛永「発見現場にはキャスターの大水さんが行っています。中継です、大水さん」

大水、何かしている。
画面外の誰かに喋っているが、よく聞こえない。

大水「……、……」

飛永「……大水さん?」

大水「……、…………、……このあと焼肉……」

飛永「既に放送が始まっています、大水さん聞こえますでしょうか」

大水「? ……あ、はい、すみません!」

慌てて前を向きマイクを持つ大水。

飛永「大水さん、大丈夫ですか?」

大水「すみません、今皆と予約時間を決めていました」

飛永「焼肉の件はいいです。現場の情報をお願いします」

大水「とても暗いです」

飛永「それは今が夜だからです。具体的に、アマビエ発見までの情報をお願いします」

大水「本日昼12時ごろ、こちらの現場を通りかかった、50代から60代と見られる、現場近くに住む自称・主婦の女性が取り調べに応じ」

飛永「大水さん、その言い方では主婦の方が何か罪を侵したようになっていますが」

大水「安心してください飛永さん、この自称主婦は万引きの現行犯なのでしっかり罪人です」

飛永「そう言った逮捕情報は確かに必要ですが話が錯綜します、なるべく簡潔にお願いできますか?」

大水「分かりました。そのへん散歩してた女が魚みたいな妖怪を見つけました」

飛永「言葉使いをシンプルにして欲しいという意味ではありません」

大水「分かりやすくなりませんでしたか?」

飛永「事実だけを見れば非常に分かりやすかったです」

大水「ありがとうございます」

飛永「褒めてはいないです」


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