もし芸人に「アマビエ」でネタを作ってもらったらと言う妄想
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◆z.6vDABEMI
[saga sage]
2020/04/16(木) 21:32:37.27 ID:r1hl/MBEo
コカド「そのままもっと奥!」
がちゃん。
玄関の鍵を閉めたような音。
数秒置いて、コカドが戻ってくる。
ふー、と息を吐きながらちょっとダルそうだ。
そのままウッドチェアに戻り、再びスマホ操作。
コカド「……はー……もう、どうしよこれ」
ひとりでぽつりと何かを呟く。その時。
中岡「……コカドーーーー!!!!!」
コカド「おわあああああ!?」
中岡、戻ってくる。先程と同じくらいの速度。おかえりなさい。
中岡「なんやねん奥って!奥って!!またアマビエ見てきてもうたわ!」
中岡「まだ川のとこにおったわ!「は?なんすか?また来たんすか?」みたいな顔されたわ!」
中岡「なんやねん!で、アマビエの幽霊とやら見つからんかったし!」
コカド「お、おう……なんか逃げたんちゃうか」
中岡「なんやねんそれぇ……俺追いかけ損やん……」
項垂れる中岡。
疲れたのか、コカドに背を向けて座り込む。
コカド「……」
その背中にがっつりべっとり血の跡。
中岡「なんで幽霊信じれて妖怪は信じられへんねん……」
コカド「そうやなぁー……」
コカド「今見てるから、かなぁ」
暗転。
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