60:☆J ◆AL0FHjcNlc[sage saga]
2020/03/30(月) 22:41:25.64 ID:pVyNxzTm0
━━━━━━一方━━━━━━
【豪雨の中】
P「があ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ぁぁ!!!!」
警察A「ちょ、ちょっと大声出さないで。暴れないで」
P「なんでですかッ!? 俺は今、急いで行かなきゃいけない場所があるんです!!!」
P「会いにいかなきゃいけない人がいるんです!!!!」
警察A「いや……あのね。そんな藤原竜也みたいに苦しそうに全力で叫ばれても……」
P「貴方達に、貴方達に構っている暇は微塵もないんですよっっ!!!!!」
P「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ぁ゙!!!!!」
警察B「ていうか君、そのスーツの袖どうしたの? アメリカのバイカー集団さながらロックな感じでビリビリに破けてるけど」
P「滑って転んだんですよ!!! 見たら分かるでしょう!!??」
警察A「すみません、抑えるの手伝って貰っていいですか。本署に連絡入れますんで」
P「み、美優さんッ!! 貴女だけでも今のうちに───」
P「───……ってアレ? み、美優さん!? ど、どこに!?」
━━━━━━その頃━━━━━━
【ラーメン屋】
のあ「ま、マイどんぶり……!?」
貴音「はい。店主様が以前に、記念として私の名を彫った物です」
貴音「これは普段から、御守り代わりに持ち歩いているのです」ゴトッ
のあ「(う、羨ましい……!)」
店主「そちらの方、ビールとか飲む?」
店主「貴音ちゃんのツレなら、一本まけとくけど?」
のあ「!」
のあ「イ、いいのかしら」
貴音「これも一期一会、お言葉に甘えては如何でしょう」
のあ「ナ、なら………そうね。貰おうかな」
店主「はい、どうぞ」ゴトッ
貴音「では、改めて乾杯いたしましょう。私は水で申し訳ありませんが」
貴音「……今日という巡り合わせと、この店の盛況と今後の御繁盛……」
のあ「………」トクトク
のあ「…………あと、貴音ちゃんの、生放送の成功も」
貴音「ええ。有難う御座います」
───カチン
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