【花騎士】シャムサクララン「メイドをするよ」【フラワーナイトガール】
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11:名無しNIPPER
2020/03/29(日) 19:55:55.84 ID:lUa4tCM+0
◇おやつどき◇

団長(午前中と同じくシャムサクラランは仕事をするこちらを凝視していたが、しばらくすると台所に向かった。そして、この香りはおそらく…)

シャムサクララン「団長、スコーンが焼けたよ。ちょっと休憩して、お茶にしよう?」

団長「そろそろだと思ってたよ。いや、これが毎日の楽しみだよ。ティーカップは俺が用意するよ」

シャムサクララン「だめだよ。今は私が団長のメイドさんなんだから、団長は座ってて待ってて?」

団長「む、そうだったな。では、お茶の準備をお願いするよ、シャムサクラランくん」

シャムサクララン「ふふ、了解しました、ご主人さま」

シャムサクララン「こちらペパーミントティーでございます。スコーンはドライフルーツを混ぜ込んでおります」

団長(はぁー、やっぱりキリッとしてるとシャムサクラランは本当にかっこいいな。クールというか、尖ってた頃に騎士学校にいたから、さぞモテただろうな)

団長「うむ、よきにはからえ」

シャムサクララン「ふっふふ、なあに、それ」

団長「えぇ?だってこう貴族とか偉い人ってこういう事言うイメージだったんだよ」

シャムサクララン「ふふ、だって、それじゃ昔の王様みたい」

団長「うぅ、いいだろ、知らないんだよ実際に偉い人がどんなふうにメイドさんと接するかなんて。まあとにかく、いただきます」

団長「ほう!これは…どんどん頭が冴えてくるようだ。紅茶だけじゃなくて、ハーブティーも本当に淹れるのがうまくなったな」

シャムサクララン「えへへ、ありがとう、団長。紅茶も良いけど、本で勉強してるの。毎日だから、いろんなものを淹れられた方がいいかなって」

団長「勉強熱心なんだなあ。お、このスコーンもドライフルーツの甘い風味がスッキリしたお茶にピッタリだな」

シャムサクララン「お昼の買い出しの時に一緒に買ってきたの。私は毎日お茶を淹れてるけど、団長は毎日喜んでくれて、褒めてくれるから、私もこの時間が大好き」

団長「ああ、俺もこの時間は本当に幸せだ…。ふう、本当に落ち着く味だな…」

シャムサクララン「あ、そうだ。ご主人さま、肩はこってませんか?」

団長「肩?確かに最近根詰めてやってたからまあまあ凝ってるが…。まさか、肩もみもやってくれるのか?」

シャムサクララン「はい。ご主人さまを癒すのがメイドの仕事ですので」キリッ

団長(ちょっと違う気もするが)


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