北条加蓮「藍子と」高森藍子「ちいさく気になるカフェで」
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18:名無しNIPPER[sage saga]
2020/03/29(日) 18:44:28.18 ID:Cfawr/4g0
藍子「そういえば……。私はちらっとしか見えませんでしたが、店員さんが持っていた雑誌って、加蓮ちゃんがファッションモデルとして掲載されていたものだったような……?」

加蓮「そだった? 私そこまで見えなかったんだよねー」

藍子「表紙は、ほんの少ししか見えませんでしたが……でも、もしかしたら?」
以下略 AAS



19:名無しNIPPER[sage saga]
2020/03/29(日) 18:44:58.19 ID:Cfawr/4g0


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20:名無しNIPPER[sage saga]
2020/03/29(日) 18:45:28.71 ID:Cfawr/4g0
加蓮「でもさ、真面目な話。そういうのって、何かの代表って感じがして格好いいと思う」

藍子「そうですね。そうやって期待されることは、嫌いじゃないです。……でも、ちょっぴりプレッシャーに感じちゃうかも?」

加蓮「期待に応えなきゃ、とか思っちゃう感じ?」
以下略 AAS



21:名無しNIPPER[sage saga]
2020/03/29(日) 18:45:58.06 ID:Cfawr/4g0
加蓮「そのうち藍子にも、カフェの人から何か依頼が来たりするんじゃない?」

藍子「依頼……。病院からサンタさんになってほしいって依頼された、加蓮ちゃんみたいに?」

加蓮「そうそう。うちのカフェのことも紹介してくれー、とか、1日店員をやってほしい、みたいなの」
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22:名無しNIPPER[sage saga]
2020/03/29(日) 18:46:29.32 ID:Cfawr/4g0
藍子「番組で紹介した後に、お客さんが増えました、っていうお礼のお便りをもらうこともあって――」

藍子「私、アイドルとして何かいいものを紹介する時に、ちょっとだけ緊張してしまうんです。……緊張っていうより、肩の力が入っちゃうのかな?」

加蓮「ふふ。さっき言ってたね?」
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23:名無しNIPPER[sage saga]
2020/03/29(日) 18:46:58.29 ID:Cfawr/4g0
加蓮「半分は紹介してほしいって言われたってことは、もう半分は」

藍子「私がたまたま行って、よかったな、って思ったカフェなんです。あっ、もちろん、紹介する前に許可はもらっていますよ」

藍子「……、」
以下略 AAS



24:名無しNIPPER[sage saga]
2020/03/29(日) 18:47:28.53 ID:Cfawr/4g0
加蓮「例えば……。藍子がお散歩用のポーチがほしいって思って、雑貨屋に行ったとするね」

藍子「ふむふむ」

加蓮「あっ。行く前にネットで調べて、これいいな、って思ったのを決めてたって前提で」
以下略 AAS



25:名無しNIPPER[sage saga]
2020/03/29(日) 18:47:58.50 ID:Cfawr/4g0
加蓮「例え話でそんなに喜ばれるのって逆に複雑なんだけど……。オフの日にぶらっとするくらいなら、言ってくれたらいくらでも付き合うよ?」

藍子「……いいんでしょうか?」

加蓮「そりゃ私がいいって言ってるんだし……。今更何に遠慮してるんだか」
以下略 AAS



26:名無しNIPPER[sage saga]
2020/03/29(日) 18:48:28.53 ID:Cfawr/4g0
加蓮「例え話に戻るよ?」

藍子「はい。例え話ですね」

加蓮「藍子が……えーと、藍子と私が? テキトーにブラブラしてて、なんとなく見つけた雑貨屋に、なんとなく入ってみました」
以下略 AAS



27:名無しNIPPER[sage saga]
2020/03/29(日) 18:48:59.94 ID:Cfawr/4g0
加蓮「藍子、そういう偶然の楽しさとかを見つけるのが得意だよね」

藍子「えへへ……。でも、面白いものを探しに行って見つけるのも、楽しいですよ?」

加蓮「はいはい、知ってる知ってる」
以下略 AAS



28:名無しNIPPER[sage saga]
2020/03/29(日) 18:49:30.40 ID:Cfawr/4g0
藍子「でも、ちょっぴり気になってたことが分かってすっきりしました。ありがとう、加蓮ちゃん――」

藍子「……、」

藍子「勉強になりました、加蓮ちゃん先生♪」
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