45:名無しNIPPER[saga]
2020/03/29(日) 17:03:41.83 ID:O0jAO63X0
とある人骨「カタ…カタ…」
エミリー(ひなたさんのお兄さまが、みなさんを堰き止めてくださっている……?)
エミリー「ありがとうございます。みなさんの御霊は、のちほど村の方々が必ず供養してくださるはずです。それまでどうか待っていてください」タタタ
……
まつり「いかがなのじゃ?」
紬「いいえ。どれほど外側から念を送ろうともびくともしません。この折り重なった木の根自体が、強力な結界として機能しているのでしょう」
まつり「かの鬼がこの山に何百年と棲んでおるのなら、そこに生えた木々は鬼の支配下にあるも同然、ということなのじゃな」
紬「そう考えるのが妥当でしょう。これより祭壇を組んでより強力な祈祷を行います。ただ、門がいつ開くかは保証しかねます。その間もしエミリーさんに危機が迫っても助太刀できません」
まつり「月がもうこんなに高く……エミリーがここに入ってから随分経ってしまったようなのじゃ」
まつり「もどかしいが、今は見守りそして信じるときなのじゃな。エミリーが育吾郎を心から信じておるように」
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