ターニャ・フォン・デグレチャフ「私は副官の無防備さを甘くみていたらしい」
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8:名無しNIPPER[sage saga]
2020/03/26(木) 22:41:00.97 ID:rJNbqli6O
「それで、ヴァイス。何故こんな真似を?」
「しょ、小官には身に覚えがなく、何が何やらわからないとしか申し上げられません……」
「ふん。そんな言い分がこの先軍法会議の場でも通用すると思うなよ? 心証を少しでもよくしたいと思うなら調書の作成に協力したまえ」

拘束したヴァイスを別室に連行して犯行に至った動機を引き出そうとするも、彼は知らぬ存ぜぬを繰り返すばかりで埒があかなかったので。

「少佐殿! 証人を連れてきました!」
「ご苦労、副官。入れ」
「失礼します!」

副官であり被害者でもあるセレブリャコーフ少尉に先導されて、取り調べ室に証人が来た。

「俺は初めから副長だと思ってました!」
「ああ。いかにも怪しい人だからな」

冤罪被害者であるノイマンとケーニッヒの証言は私怨が含まれており、信憑性に欠けていた。


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