北条加蓮「藍子と」高森藍子「3月の終わりで4月が始まる頃のカフェで」
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名無しNIPPER
[sage saga]
2020/03/22(日) 18:40:06.03 ID:XFWFFJ940
藍子「料理なら……加蓮ちゃんに教えてあげる役は、私より響子ちゃんの方がいいのかな……。でも、私も教える役になりたいっ」
藍子「いっそ、みなさんで加蓮ちゃんに教えてあげる企画にしちゃうのも、いいかもしれませんね」
加蓮「ふふっ。なんだかちょっぴり贅沢って感じ」
藍子「ぜいたく……。確かにっ」
加蓮「にしても藍子。随分具体的に企画を詰めてくんだね」
藍子「そうですね。Pさんに相談したからっていうのもあるかもしれませんけれど……加蓮ちゃんの顔を見ていると、なんだかやる気になっちゃって」
加蓮「私?」
藍子「加蓮ちゃんには、そういう力がありますから」
加蓮「私はホントに私のやりたいようにやってるだけなんだけどね。でも――」
藍子「でも?」
加蓮「そうやって、誰かに影響を与えられて……勇気を分けてあげたい相手に、せめて背中を押してあげられるのなら、それでもいいのかな」
加蓮「……なんてねっ」
藍子「くすっ♪」
加蓮「む。何。今日の加蓮ちゃんはすぐセンチメンタルになるんだなーとでも言いたいの?」
藍子「違いますっ。そうではなくて……」
藍子「周りの誰かの――加蓮ちゃんの、熱いものを見たり、触ったりできることって、なんだかいいなぁって……改めて思っちゃいました」
加蓮「……私からすれば、藍子もそうなんだけどね」
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