中野三玖「なにがわかったの?」上杉風太郎「三玖のことが大事に思えてきた」
1- 20
7:名無しNIPPER[sage saga]
2020/03/14(土) 13:41:09.70 ID:5VNIrDIIO
「ぷはっ」

たっぷりと舐ってから、濡れた唇を離して。
互いに荒い吐息を吐きながら、見つめ合う。
コツンと額をぶつけて、クスクス笑い合う。

「ふふっ。変だね、私たち」
「ああ、でもちょっとわかった気がする」
「なにがわかったの?」
「三玖のことが大事に思えてきた」
「今までは大事じゃなかったの?」
「今までよりもっと大事になった」

おや。それはそれは。なんとも喜ばしい。
願ってもない展開に、私は歓喜した。
愛想を尽かされても不思議じゃないのに。
やっぱりフータローは、特別な人だ。

「しかし、今の蹴りは流石にだいぶ効いたぞ」
「ご、ごめんね、やりすぎた」
「いや、謝るのはこっちのほうだ」
「えっ?」
「実は蹴りからのキスでびっくらこいて、思わず糞を漏らしちまった。すまん。申し訳ない」
「フハッ!」

びっくりした。よもや私が愉悦を漏らすとは。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
10Res/10.14 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice