少女「お兄、すき」男「そうか」その2
1- 20
75: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2020/04/06(月) 22:24:01.22 ID:RJVfJNbM0

女盗賊「あーー!そうだよ、なんで気付かなかったのウチは!爺に報告しに行くだけなら薬屋ちゃんを同伴させる必要なんか無いっつの!」

女盗賊「隠してたんだあの馬鹿!いざとなったら自分だけで乗り込もうと!」

老師「置いてかれたようじゃのう。戦力外通告かの」

女盗賊「ここまで来てやったのに……裏切られた気分だ…!」

女盗賊「爺!そいつの所まで案内して!」

老師「構わんが、いいのか?男殿は言外に大人しくしておれと言ってるのじゃぞ」

女盗賊「自惚れもいいところよ。ウチが居なかったら今頃お陀仏だったかもしれないのにさ!今度こそウチの有り難みを分からせてやる!」

老師「…わしも便乗させてもらおうかの」

女盗賊「便乗?」

老師「こっちの話じゃ」

老師「青年よ」

青年「は、はい!大丈夫です僕も」

老師「違う。お主には行ってもらいたい場所がある」

青年「え、僕は別行動ですか?」

女盗賊「ウチ以下のあんたが来たところで盾役が関の山よ」

青年「そ、そんなこと――!」

町娘(…私も役に立ちたい)

町娘(この人達の。何より男さんの…)



ーーーーー

男「――そして絶対に何もするな。君が危険に晒される」

ーーーーー



町娘(……)

町娘「みなさん、どうかお気を付けて」

女盗賊「ん。留守番よろしくね」

町娘「ここ、私の宿ですよ?」

女盗賊「知ってる」ニシッ

女盗賊「行くよ、爺!」

老師「急かすな急かすな。まったく年寄り遣いが荒いのう」



タッタッタッ...







<<前のレス[*]次のレス[#]>>
117Res/142.72 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice