少女「お兄、すき」男「そうか」その2
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26: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2020/03/13(金) 22:59:31.93 ID:/wFM0jg50

男「貴様一人ではないだろう。仲間も出したらどうだ」

鉤鼻男「…イヒッ」

鉤鼻男「おいで、お遊戯の時間だ」



ゾロゾロ



仮面「……」

数人の男女「「「……」」」

鉤鼻男「さすがさすが、優秀な男くんだ!ちゃあんと息を殺してたのになぁ。こんな草きれ一本で…この子達の躾が足りなかったんだぁー…キヒヒ」

男「用件を言え。目的は俺か、この女か」

鉤鼻男「きみに決まってるよぉ、男くん♪」

女盗賊「気色悪い奴だね…」

鉤鼻男「ほざけ凡人。無価値なゴミ風情が、お前は黙って殺されてな」

女盗賊「っ…ガキかっ…!」

男「指名手配犯は見つけ次第殺してもよい……いつからそのような法がまかり通るようになったんだ?」

鉤鼻男「あー、法律のお話?ごめんボク全く興味ないんだよね」

鉤鼻男「でもさぁ男くんボクの事知らないのぉ?残念だなぁー…あれだけたくさんの施しをしてあげたのに」

鉤鼻男「だったら!今教えてあげるからさぁ!絶対、絶対、絶っっ対……覚えろよ??大天才のこのボクを!」

鉤鼻男「ボクはこの世界で最高の頭脳を持つ薬師、鉤鼻男!小さい頃から周りはボクの才能に平伏してきた!」

鉤鼻男「けどボクの研究にケチをつける奴も多くてさー、そんな屑共を実験材料にするのはそれはそれは気持ち良かったよ…」ウットリ

女盗賊「これはまた…イッてんね」

鉤鼻男「その点、あそこに居る時はよかった。研究費も材料も何でも提供してくれたからね」

鉤鼻男「男くぅん…きみにとっても懐かしいはずだ…あの組織」



鉤鼻男「"血吸い"がさ」ニィ...



女盗賊(こいつ…血吸いの生き残り…!?)

男「……」



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