少女「お兄、すき」男「そうか」その2
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19: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2020/03/13(金) 22:45:27.31 ID:/wFM0jg50
ーーー翌日ーーー

女盗賊「」サッ

男「……」スタッ

女盗賊「………」

女盗賊「OK、行けるよ」

タッタッタッ

男「居場所を知ってるのではなかったのか?」タッタッ

女盗賊「知ってんのはこの町に留まってるってことだけよ。町がでかけりゃ隠れ家だって複数あるさ」サッ、サッ

男「…次で三つ目だったか」

女盗賊「四件目だね」

女盗賊「警備の奴らもほとんどいないし、良かったじゃない」

男「これが徒労に終わらなければいいが」

女盗賊「大丈夫だって!この町に居る時間が一番長かったくらいだ。隠れ家の場所も爺のお気に入りも覚えてる」

女盗賊「次、少し遠いけど多分そこに居るはずよ」

女盗賊「あんたこそ町娘ちゃんに何も言わず出てきて良かったの?」

男「元より…赤の他人だ」

女盗賊「ふーん…」



.........







ーーー雑木林ーーー

女盗賊「ここだよここ」ザッザッ

女盗賊「懐かしいねぇ……あの木とか、ウチのナイフの傷が残ってる」ザッザッ

男「さすがに入り組んだ場所にあるな」ザッザッ

女盗賊「長居用に建てたって言ってたからね」

女盗賊「ほら、見えてきた!」



青年「よっ…!」ガコン!

青年「ふー、こんくらいやれば十分か?」

(割られた薪)



男「随分と若い師だな」

女盗賊「違うに決まってるでしょ。ウチも初めて見た。隠し子かね?」


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