中野四葉「私はより多くの人を救います」上杉風太郎「それになんの意味がある?」
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11:名無しNIPPER[sage saga]
2020/03/07(土) 17:43:06.35 ID:5UAoJkSUO
「フハハハハハハハハハハハハハッ!!!!」

上杉さんの愉悦が哄笑となりて、響き渡る。
外とはいえ、お誂え向きに人気のない路地裏で漏らしたので、彼以外には迷惑をかけてない。
私に迷惑をかけられた彼は、ひとしきり愉悦に浸り、そして股間に大きな染みを作った。

「おっと、うっかり俺も漏らしちまったぜ」
「どうして、上杉さんまで……」
「ひとりで叱られるよりもふたりで叱られたほうか気楽でいいだろ? それに一応、お前は俺の教え子なわけだし見捨てることは出来ない」

良かった。私は見捨てられていない。嬉しい。

「ありがとうございます! 姉妹には上杉さんにおしっこをかけられたと説明しますね!」
「やめろ。みんなに嫌われちまうだろ」
「おや? 上杉さんはただひとりに必要とされればそれでいいと仰っていたじゃないですか」

意地悪を言うと、彼はやれやれと首を振り。

「はっ……馬鹿な癖に、よく覚えてやがるな」

お馬鹿な私を彼は決して見捨てない。
たとえ、世界を尿塗れにしたとしても。
全ての汚名を背負って、私を救ってくれる。

そんな風太郎さんのことが、私はすごく好き。


【漏らしたヒロインの救世主】


FIN


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