【ミリマス】まつりのスタンドお披露目タイムなのです!【ジョジョパロ】
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206: ◆nzxhv4bDzU[sage saga]
2020/03/07(土) 12:35:09.03 ID:ArvRQigk0
エミリー「まつりさん……」

まつり「それにエミリーちゃんは『強さが欲しい』、なんて言ったけれど」

まつり「あなたは既に、それを手にしているのです」
以下略 AAS



207: ◆nzxhv4bDzU[sage saga]
2020/03/07(土) 12:35:47.55 ID:ArvRQigk0
まつり「恐い目にあった後だというのに挫けることなくステージをやり切った『勇気』、自分の笑顔で他の誰かをも笑顔に変えてしまえる『強さ』」

まつり「こんなことが出来る女の子が弱いなんて、有り得ないのです」

まつり「エミリーちゃんはもう、立派な『アイドル』なのです」
以下略 AAS



208: ◆nzxhv4bDzU[sage saga]
2020/03/07(土) 12:36:24.67 ID:ArvRQigk0
 エミリーが返す言葉を持たないでいると、(彼女に聞こえていないのは不幸中の幸いだったが)唐突に耳障りなリフがピタリと止んだ。

 『最後のフレーズ』の準備が出来たのだ!

バンドマン「フゥゥゥゥ……かなりテンションが上がってきたなァァァ……」
以下略 AAS



209: ◆nzxhv4bDzU[sage saga]
2020/03/07(土) 12:36:53.69 ID:ArvRQigk0
まつり「最大出力?」

まつり「それは…辞めておいたほうが……いいのです」

バンドマン「ああん?」
以下略 AAS



210: ◆nzxhv4bDzU[sage saga]
2020/03/07(土) 12:37:21.90 ID:ArvRQigk0
バンドマン「ふぅ〜〜〜〜〜」

バンドマン「今更強がってどうする? ムカつく通り越してもはや哀れだぜェ〜」

バンドマン「手も足も出ないそのザマでイキがろうと俺様の勝利はもう決まっているゥゥゥーーーーーーーーーーーーーッ!」
以下略 AAS



211: ◆nzxhv4bDzU[sage saga]
2020/03/07(土) 12:37:49.74 ID:ArvRQigk0
 ギュゴゴゴガガワワワワワワ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!

 もはや『騒音』の域を超えた『音の暴力』とともに、より強烈な衝撃波が走った!
 
「あああああああああああああああああああああああああッ!!」


212: ◆nzxhv4bDzU[sage saga]
2020/03/07(土) 12:38:16.42 ID:ArvRQigk0
 エミリーにはスタンドの発する音は聞こえない。

 だが、耳をつんざくような絶叫が辺りに響き、エミリーは思わず目と耳を塞いでしまった。

 やがて絶叫が止み、辺りが静寂を取り戻す。
以下略 AAS



213: ◆nzxhv4bDzU[sage saga]
2020/03/07(土) 12:38:43.91 ID:ArvRQigk0
 ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

まつり「結局」

まつり「ちっともお話が通じなかったのです」
以下略 AAS



214: ◆nzxhv4bDzU[sage saga]
2020/03/07(土) 12:39:10.67 ID:ArvRQigk0
 まつりはさっきまでと変わらない様子で、小首を傾げながらエミリーにウインクを向けていた!

 何がなんだか理解できないエミリーだったが、もし彼女に『スタンド』が見えていたなら、何が起こったかなど一目瞭然だっただろう!

バンドマン「……ッ! …………ッ!(パクパク」
以下略 AAS



215: ◆nzxhv4bDzU[sage saga]
2020/03/07(土) 12:39:53.80 ID:ArvRQigk0
まつり「糸を切り離せようが関係ないわ」

まつり「あらかじめ切っておいた『糸』を治した。あなたが自ら糸を切断して張り直した瞬間に」

まつり「そしてあなたの体に治りに戻った糸を上半身に巻き付けておいたのよ。ちゃんとあなた自身にも衝撃波が通じるように」
以下略 AAS



216: ◆nzxhv4bDzU[sage saga]
2020/03/07(土) 12:40:23.39 ID:ArvRQigk0
まつり「さて、声はこちらの方から……」

 エミリーを連れてまつりが軽い足取りで、港に積み上げられたコンテナの一つに向かう。

 その影には、スタンドと同じく言葉を発するのもままならない様子で地べたに這いつくばる一人の男の姿があった。
以下略 AAS



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