【ミリマス】まつりのスタンドお披露目タイムなのです!【ジョジョパロ】
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121
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◆nzxhv4bDzU
[sage saga]
2020/03/07(土) 11:46:50.55 ID:ArvRQigk0
エミリーの忠告にも構わず、まつりは出入り口に殺到する客を避けながら、明後日の方向へひた走る。
まつりがある種の確信とともに、一瞬だけ振り向くと、
まつり「……! わんだほー!」
以下略
AAS
122
:
◆nzxhv4bDzU
[sage saga]
2020/03/07(土) 11:47:22.29 ID:ArvRQigk0
さらにスピードを上げたまつりに手を引かれるエミリーは、足が縺れそうになりながらも必死で走る。
エミリーにとっては絶望しかない『行き止まり』に向かって!
エミリー「まつりさん! ――まつりさんってばッ!」
以下略
AAS
123
:
◆nzxhv4bDzU
[sage saga]
2020/03/07(土) 11:47:55.30 ID:ArvRQigk0
エミリー「何がですか!? 逃げる方向が違います!」
まつり「いいえ、こちらで合っているのです」
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
以下略
AAS
124
:
◆nzxhv4bDzU
[sage saga]
2020/03/07(土) 11:48:22.55 ID:ArvRQigk0
まつり「はいほーーッ!!」
ドゴォ!!
125
:
◆nzxhv4bDzU
[sage saga]
2020/03/07(土) 11:48:50.31 ID:ArvRQigk0
エミリーは、三度、まつりの『魔法』に驚愕することになる!
エミリー「え、ええーーー!?」
エミリーには見えない『拳の幻影』が、丈夫な壁をまるで重機のようにいとも容易くブチ抜く!
以下略
AAS
126
:
◆nzxhv4bDzU
[sage saga]
2020/03/07(土) 11:49:18.52 ID:ArvRQigk0
まつり「さあ、急いで『穴』から出るのです」
まつり「壁が『直る』のですよ」
ドリュリュリュリュウン…
以下略
AAS
127
:
◆nzxhv4bDzU
[sage saga]
2020/03/07(土) 11:49:45.29 ID:ArvRQigk0
エミリー「こんなにあっという間に……」
まつり「これでしばらくは時間が稼げるのです」
まつり「エミリーちゃん、もう少し頑張れるのです?」
以下略
AAS
128
:
◆nzxhv4bDzU
[sage saga]
2020/03/07(土) 11:50:24.26 ID:ArvRQigk0
『その男』は、レストランから道路を挟んだ向かい側のカフェから、まつりの『魔法』を目撃していた。
「逃れやがった……。俺の包囲網から無傷で逃れやがったぞ……」
「あの反応……やはりあのイカれ女は俺の『弦』が見えている……。それに……」
以下略
AAS
129
:
◆nzxhv4bDzU
[sage saga]
2020/03/07(土) 11:50:53.02 ID:ArvRQigk0
「奴が向かった先の壁が突然ぶっ壊れて、そして一瞬で元に戻ったッ!」
「同じだ……俺の右手と……! あれは俺の勘違いなんかじゃあなかったってことだッ!」
「『能力』! あのイカれ女も俺と同じ『能力』を持っている!」
130
:
◆nzxhv4bDzU
[sage saga]
2020/03/07(土) 11:51:23.13 ID:ArvRQigk0
「……」
「ク……、クックック……」
「なら、俺はあの女と同じ土俵に立ったということ」
131
:
◆nzxhv4bDzU
[sage saga]
2020/03/07(土) 11:52:07.01 ID:ArvRQigk0
「さっき好き放題やられたのはノーカンだ。あのイカれ女が卑怯な手ェ使いやがったってだけだからなあ〜〜〜。俺の才能が目覚めた今なら、同じ能力を持っている今なら! あんなイカれ女に負けるはずがねーーっ!」
「俺のサウンドにビビってひれ伏した客どもがその証拠! 心地いいぜ〜〜。あんな風にわーきゃー騒がれたことは一度もなかった。ようやく世の能なしどもが俺の才能に気づいたってわけだ!」
以下略
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