36:名無しNIPPER[saga]
2020/03/06(金) 23:50:36.94 ID:QmtqYvmCO
どうやら完成したようなので、夕立はまたベンチの背に隠れました。
すると鳳翔は荷物をまとめ立ち上がると、思いっきり背筋を伸ばしてうなり声をあげました。
鳳翔「さて、ストレス発散もおしまいにして帰りましょう」
わざとらしく大きな声で言いました。
鳳翔「この手袋は、働き者の妖精さんに。見えないですけど、どうぞもらっていってくださいね」
鳳翔は後ろをちらっと見ると、くすくすと笑い帰ってしまいました。
鳳翔が遠くへ行ったのを見ると、夕立は立ち上がり、ベンチに置かれた赤色の手袋を手にとります。夕立はその手袋をはめると、なんだか嬉しい気持ちになりました。
そして夕立はまた鉛筆が示した方へ歩き始めました。ふらふら歩いていくと海沿いに出ました。すると遠くの方で>>37が見えるのです。
55Res/30.04 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20