高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「春隣のカフェテラスで」
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6:名無しNIPPER[sage saga]
2020/03/01(日) 18:45:35.28 ID:uhIVLMlB0
加蓮「濡れた場所を、って言うけどさ。木の椅子とかテーブルとか、完璧に乾いてるじゃん。どうやったんだろ」

藍子「それは、私もどうやったのかなって思いました。店員さんに注文をする時に聞いてみたら――」

加蓮「聞いてみたら?」

藍子「残念ながら、内緒だそうですっ」

加蓮「えー。何それ」

加蓮「内緒、内緒かぁ……ふうん?」

藍子「あっ。加蓮ちゃんの目が光った……」

加蓮「……、」ジー

藍子「?」

加蓮「ダメじゃん藍子。そこは店員さんが吐――店員さんが喋り出すまで粘らなきゃ!」

藍子「それこそ駄目ですっ。内緒って言うんですから、内緒なんですよ?」

加蓮「藍子はまだまだ人生経験が足りないね。内緒、っていう言葉は暴かれる為にあるんだよ?」

藍子「……では、本当に隠したいことがある時には、どんな言葉を使えばいいんですか? 秘密、とか?」

加蓮「秘密って言葉は、暴かれる為に――」

藍子「どっちも同じじゃないですか!」


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