魔女「寂しい人ね。頭も心も」屍男「……余計なお世話だ」
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8: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2020/02/29(土) 22:19:04.00 ID:8OoW/DPso
カランカラン♪



魔女「私はコーヒーで、ゾンビくんは?」
以下略 AAS



9: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2020/02/29(土) 22:20:45.92 ID:8OoW/DPso
屍男「……名前だけはな。確か、20年ほど前に4人の男女が行方不明になった森だろう」

屍男「警察が数百人態勢で捜査したが、何も見つからず、それどころか森の中にいたはずの痕跡すらもなかったと聞く。そして何も分からないまま捜索は打ち切られた」


以下略 AAS



10: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2020/02/29(土) 22:21:28.88 ID:8OoW/DPso
屍男「あの森には伝承が残されていた。かつて魔女狩りが流行っていた時代に、その処刑場所にあの森が使われていたと」

屍男「処刑方法は磔にして火あぶりにされたという、そこで何百人もの魔女疑惑があった女が被害に遭った」

屍男「……だが、その中には本物の魔女が紛れ込んでいた」
以下略 AAS



11: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2020/02/29(土) 22:23:03.91 ID:8OoW/DPso
屍男「普通ならば山奥の樹海じゃあるまいし、道沿いを歩いていけば子供でも脱出可能だろうが、可能性は0ではない」

屍男「伝説は彼らも知っていたはずだ。道に迷い、集団パニックを起こし、川に流された……ということもあり得る。実際、遭難する前日には大雨が降っていた」

屍男「警察の見解もこれと似たような結論に至ったはずだ。次に、呪いの線だが……」
以下略 AAS



12: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2020/02/29(土) 22:23:57.21 ID:8OoW/DPso
屍男「……で、その森がどうしたんだ。察するに、お前はその森に用があるのか」


魔女「えぇ、そうよ。ゾンビくん、アナタには私と一緒にその森に行ってほしいの。本当に“炎の魔女”が実在するかどうか、確かめてみたいから」

以下略 AAS



13: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2020/02/29(土) 22:26:09.49 ID:8OoW/DPso
ブゥゥゥン


魔女「森がある町までは車で4時間もあれば着くわ。私が運転してあげるから、それまではゆっくり休んでて」

以下略 AAS



14: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2020/02/29(土) 22:27:07.74 ID:8OoW/DPso
魔女「到着、今晩はここのモーテルで休みましょ」

屍男「……まさか、お前と相部屋じゃあるまいな」

魔女「あら?今更そんなこと気にしてるの。半年間一緒の屋根の下で暮らした仲じゃない」クスッ
以下略 AAS



15: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2020/02/29(土) 22:27:52.97 ID:8OoW/DPso
魔女「実際に目撃されたのはこの町なのは確かなのよ。監視カメラにもちゃんと映ってる」

魔女「でも、最後にどこにいたかが分からないのよね。大荷物を持って町を出たところまでは分かっているけど、それ以降の消息が掴めず行方不明」


以下略 AAS



16: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2020/02/29(土) 22:29:28.80 ID:8OoW/DPso
魔女「分かっているだけであの森で14人は行方不明になっているわ。これはもう……ただの遭難とは言えないんじゃないかしら」

屍男「……確かに、異常な事態だな。だが、気になる点が一つある」

屍男「初めて行方不明者が確認されたのは40年前だ。お前が調べた限りでも、それは確かだったんだろ?」
以下略 AAS



17: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2020/02/29(土) 22:33:16.32 ID:8OoW/DPso
今日はここまで
はいってことでようやく続きを書けるようになりました…色々遅れちゃってごめんなさい
一応前スレの方に今回の話と関係あるような感じの短編を書いたのでそっちも読んでもらえると嬉しいです


18:名無しNIPPER[sage]
2020/02/29(土) 22:38:49.39 ID:mPJVwSRyo
おつおつ


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