魔女「寂しい人ね。頭も心も」屍男「……余計なお世話だ」
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11: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2020/02/29(土) 22:23:03.91 ID:8OoW/DPso
屍男「普通ならば山奥の樹海じゃあるまいし、道沿いを歩いていけば子供でも脱出可能だろうが、可能性は0ではない」

屍男「伝説は彼らも知っていたはずだ。道に迷い、集団パニックを起こし、川に流された……ということもあり得る。実際、遭難する前日には大雨が降っていた」

屍男「警察の見解もこれと似たような結論に至ったはずだ。次に、呪いの線だが……」

屍男「もし呪いがかけられていたと仮定すれば、森の主は恐らくその魔女の霊だろうな。数百年経っても力が残っているならば、最低でも足付き、最悪その森に“突然変異”したとまでは考えられる」

屍男「だが、森に立ち入った者を全て殺すほどの力ならば、捜索した警察も全員道ずれになっていないとおかしい」

屍男「つまり、一度に手にかけれる人数は精々一桁が限界、それ以上は精気を吸い過ぎて逆に消滅する可能性があるため手を出せなかった」

屍男「その程度の力ならば、俺がわざわざ出向かなくとも、現地の狩人で対処出来るはずだ……そう俺は判断した」


魔女「……ふーん」


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