男「帰りのコンビニと、美味しい肉まんと、いつものギャル」
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86
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◆qhZgDsXIyvBi
[saga]
2020/02/18(火) 22:41:13.88 ID:Iye83NiB0
でも。
もう断ち切らないといけない。
今までの自分を取り戻すんだ。
以下略
AAS
87
:
◆qhZgDsXIyvBi
[saga]
2020/02/18(火) 22:41:39.82 ID:Iye83NiB0
「いらっしゃいませー」
中に入って、少しだけ雑誌コーナーを見る。
いつもならレジに直行して、肉まんを買って帰るけれど。
以下略
AAS
88
:
◆qhZgDsXIyvBi
[saga]
2020/02/18(火) 22:42:06.67 ID:Iye83NiB0
普段見ないコーナーを全て見て回って、僕はレジに向かった。
変わっていない。何も。
僕は、変わらないといけない。
以下略
AAS
89
:
◆qhZgDsXIyvBi
[saga]
2020/02/18(火) 22:42:41.95 ID:Iye83NiB0
男「えっ」
「ああ、いや、すみません。いつも平日いらっしゃってましたよね」
少し焦る。覚えられていたようだ。
以下略
AAS
90
:
◆qhZgDsXIyvBi
[saga]
2020/02/18(火) 22:43:10.68 ID:Iye83NiB0
男「なんか、すみません」
「いえいえ。色々ありますよね。一つで?」
男「あ、はい」
以下略
AAS
91
:
◆qhZgDsXIyvBi
[saga]
2020/02/18(火) 22:44:04.77 ID:Iye83NiB0
「ちょっと前、よく二人で肉まん食べてましたよね?」
男「……」
小さく頷く。
以下略
AAS
92
:
◆qhZgDsXIyvBi
[saga]
2020/02/18(火) 22:44:40.47 ID:Iye83NiB0
彼女は、まだコンビニに来ていた。
いや、でも不思議なことではない。
僕と話をする前から、彼女はいつもコンビニにいた。
以下略
AAS
93
:
◆qhZgDsXIyvBi
[saga]
2020/02/18(火) 22:45:17.27 ID:Iye83NiB0
肉まんを口に入れる。
ああ、美味いな。
一か月ぶりに食べた肉まんは、ほっぺたが落ちそうなほどに美味しかった。
以下略
AAS
94
:
◆qhZgDsXIyvBi
[saga]
2020/02/18(火) 22:45:44.51 ID:Iye83NiB0
僕は友達がいなかったけれど。
別段いじめられるということはなくて。
ただただ、日常的に会話をする人がいなかった。
以下略
AAS
95
:
◆qhZgDsXIyvBi
[saga]
2020/02/18(火) 22:46:23.55 ID:Iye83NiB0
一か月ぶりに学校に行ったけれど、特段周りは驚かなかった。
「おっ、来たのか」という感じ。
もちろん心配も少々されたけれど。
以下略
AAS
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