男「帰りのコンビニと、美味しい肉まんと、いつものギャル」
1- 20
70:名無しNIPPER[sage]
2020/02/18(火) 01:09:21.20 ID:2Q6dYh0G0
雰囲気とか好き


71: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2020/02/18(火) 22:30:23.84 ID:Iye83NiB0
その日のコンビニ。

僕は肉まんを食べながら、彼女を待っていた。

いつもより遅い。どうしたんだろう。
以下略 AAS



72: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2020/02/18(火) 22:30:49.61 ID:Iye83NiB0
あれは、男子だ。

隣に、見慣れない男子。

男「……」
以下略 AAS



73: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2020/02/18(火) 22:31:33.34 ID:Iye83NiB0
彼女達はコンビニを素通りして、そのままいなくなってしまった。

離れたのと同じくらいに、僕はいつもより早く肉まんを食べ切っていた。

男「……」
以下略 AAS



74: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2020/02/18(火) 22:32:42.41 ID:Iye83NiB0
帰り道。

僕は何も考えられなかった。

コンビニを通ったギャルちゃん。
以下略 AAS



75: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2020/02/18(火) 22:33:09.27 ID:Iye83NiB0
次の日。

校内に噂が流れた。

『ある人と、ある人が付き合い始めた』
以下略 AAS



76: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2020/02/18(火) 22:33:50.36 ID:Iye83NiB0
思えばおかしかった。

僕のような『空気』みたいな人間が。

他の生徒にも嘲笑されるような人間が。
以下略 AAS



77: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2020/02/18(火) 22:34:24.85 ID:Iye83NiB0
世界が違う。

僕は日陰者らしく。

光で照らされた人々の陰に隠れていれば良かった。
以下略 AAS



78: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2020/02/18(火) 22:34:52.80 ID:Iye83NiB0
次の日。

僕は赤い目を擦りながら、登校して。

何気なく学校を終えて。
以下略 AAS



79: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2020/02/18(火) 22:35:38.97 ID:Iye83NiB0
その日、僕は何も食べなかった。

お腹が空かなかった。

心は空っぽになっているのに。
以下略 AAS



80: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2020/02/18(火) 22:36:19.98 ID:Iye83NiB0
目を閉じると、ギャルちゃんが浮かんでくる。

男「……」

やめろ。
以下略 AAS



136Res/45.87 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice