貴方「俺が魔法少年でヒロインを攻略するまどか☆マギカ?」
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869: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2020/06/17(水) 23:52:52.87 ID:iBnSpp4V0


貴方(…………)


 暁美さんはチームで戦ってる時は縁の下の力持ちというか、魔法を活かしてサポートに回っている印象が強かった。

 暁美さん自身は連携して戦うのが苦手なわけではなく、むしろそれは誰よりも得意なんじゃないかと思える。

 だったら、ふと違和感を覚えたのはなんだろう。


まどか「パトロールの時も、ほむらちゃんやさやかちゃんと一緒だとわたしを守ってくれようとするから」

まどか「杏子ちゃんはわたしなんかよりとても強いけど、杏子ちゃんと一緒だと肩を並べて戦ってるって感じがするんだよね」

まどか「さやかちゃんとは助け合える場面もあるんだけど、特にほむらちゃんは……」

杏子「はあ?今度甘やかすなって言っとくよ。甘やかされるほど弱かねえぞって」


 違和感の正体に気づく。暁美さんは連携が下手なわけではない。

 ほとんど指示をもらうだけという今のスタイルも『頼ってくれ』と言い出して始まったことではあるが、

 これはこれで、対等ではなくむしろ守ろうとしてくれているんじゃないかと思った。

 手はほとんど動かさない代わりに状況の監視に努め、何かあった時にすぐに助けられるように。


 暁美さんはチーム戦は下手じゃないが、自分から『勝手に』フォローに回るのが得意なんだ。

 人に協力させるのは得意じゃない。……わかっていたことじゃないか。でもどうしたらいいだろう。

 すでにそれでも完成されている。想像を超える強大な敵でも現れない限りは――。


貴方「……暁美さん、やっぱり鹿目さんのことを守ることにこだわってるのか」

まどか「うーん……うれしいんだけど、ちょっと過保護だなって思うことあるかなぁ」

貴方「鹿目さんが守りたくなるタイプっていうのはわからないでもないけど、度が過ぎるよね。今日でちょっとだけ印象変わったけど」

貴方「鹿目さんは心当たりないの?出会った時からずっとあの調子?」

まどか「出会った時…………」


 鹿目さんはそれがまるで遠い記憶であるように思い出そうとする。

 しかし、再び現れた魔力にすぐ思考を切り替えた。


貴方「また魔力か……いこう!」

まどか「うん!」



 ――まあ、また今度でもいいか。暁美さんのほうに聞いてもいいし。

 そう思って次の結界へ向かった。




四回目【貴方】 21日目終了

[知り合い]
・鹿目まどか・・・思ってたより強い
・美樹さやか・・・親友
・志筑仁美・・・親友
・暁美ほむら・・・頼ってほしい
・佐倉杏子・・・仲間
・巴マミ・・・親友

[攻略済]
美樹さやか
暁美ほむら1
巴マミ
志筑仁美


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