貴方「俺が魔法少年でヒロインを攻略するまどか☆マギカ?」
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73: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2020/03/04(水) 22:46:58.54 ID:P9LTF40K0

貴方「みんな仲いいよな」

さやか「どこを見て言ったの?」

貴方「美樹と佐倉さんとかも、互いに遠慮ない感じするし」

杏子「こいつが生意気なだけだろ?困ってるんだよ!」

さやか「なにそれ、どこが生意気よ!」

貴方「あとは、学年の違う巴さんとかさ。同じクラスのメンツは仲いいのはわかるんだけど」


 暁美さんは横に居る鹿目さんと話していたが、俺が見ていることに気づくとこっちにじっと視線を移す。

 ……鹿目さんと美樹が幼馴染なのは知ってるけど、暁美さんは転入生だ。それに、誰とでも仲良くするタイプではない。

 正直、きっかけ――というのだろうか。ここまで二人が急激に仲良くなった理由がわからないんだよな。


さやか「何ー?【貴方】、ヤキモチ焼いてるの?みんなが仲いいから?」

まどか「【貴方】くんも大事な友達だし、仲間だよ!」

杏子「まあ、イイモノ持ってきてくれたから気が利く奴だとは見直したよ」

さやか「なんで上から目線なんだこの子は」

貴方「ははは……まあ、喜んでもらえたならなによりだよ」

マミ「今日のケーキと紅茶はどうかしら?紅茶のおかわりが欲しくなったら言ってね」

貴方「美味しいです!すごいっすね」


 みんなとお茶会を楽しんだ。話して食ってただけだったけど、なんか優雅な雰囲気は味わえた。

 今日のメインであるケーキは言うことなしの出来だったし、クッキーもさくさくとして美味しかった。


 けど、ちょっと甘いもの食べすぎたかな。――お茶会も終わりの頃、そう思ってると佐倉さんがこんなことをつぶやく。



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