貴方「俺が魔法少年でヒロインを攻略するまどか☆マギカ?」
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639: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2020/05/10(日) 21:50:14.97 ID:40KFxv030


貴方「そっか。それなら仕方ない」


 用事というのは恐らく魔法少女関連のことだ。じゃなきゃ志筑さんを置いて帰ったりしないだろう。


貴方「志筑さんも多忙なイメージだったけど、今日はなにもない?」

仁美「実は習い事を減らしてもらったんです。これからは受験勉強もありますし」

貴方「志筑さんはすごいとこ狙ってそうだなあ」

仁美「やはり白女や国立、有名大学の付属は狙ってほしいそうです。中学は受験をしなかったので」

貴方「そういえば、志筑さんはなんでこの学校にしたの?有名なとこに受験できる学力は十分ありそうなもんだけど」

仁美「……私のわがままですよ。友達と離れたくなかったのです。【貴方】くんも本腰を入れればかなりいいところが狙えるのでは?」

貴方「そうかな」


 あんまり考えてなかったし、まだ先だと思ってた。

 受験よりも今はパトロールや訓練のほうに意識が向いてたし、そんなに上を目指すつもりもそこまでない。


仁美「ところで、上条君とはもうお話終わりましたか?今日は放課後に約束があったので」

貴方「あっ、待ってたのか。ごめんね引き留めちゃって。あれ?でも今日はバイオリンの練習がしたいって言って帰ったはずだけど」

仁美「えっ……」

貴方「コンクールが近いんだってさ。あいつの照れ隠しか?それとも……」


 忘れてるのかな、とも思ったけど志筑さんの前では言えなかった。

 照れ隠しなら今ごろどこかで待ってるか、連絡入れてるだろうし……。


貴方「あいつまだ怪我の影響引きずってるし、すぐ追えば追いつけるはずだよ」

仁美「そ、そうですわね……」


 と言ったが、志筑さんは動こうとしなかった。



1追わなくていいの?
2一緒に帰る?
3自由安価

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