貴方「俺が魔法少年でヒロインを攻略するまどか☆マギカ?」
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638: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2020/05/10(日) 21:06:08.16 ID:40KFxv030
放課後



中沢「――な!【貴方】、仲いい女子の一人でいいから紹介してくれねえ?暁美さんとか」

貴方「無理無理、そういうのじゃないし。ってかひとりでいいからとか言う割には望み高えな」

恭介「席も隣なんだから、自分から話しかければいいじゃないか」

中沢「チクショー、自分がモテるからって余裕だなあ。上条も美人でレベル高い彼女がいるし羨ましいぜ」


 学校での一日が終わると、久しぶりに周りには野郎共が集まっていた。

 魔法使いのことがあってからは契約者同士で話すことが増えたし、こうして普通にクラスメイトと盛り上がることも減ったかもしれない。

 当然みんなとは仲間意識も生まれてた。コイツに思われるような浮ついたものとは違うと思うけど、そういう風に思われてるのか。


貴方(羨ましがられるのは悪い気はしないけど……)


 浮ついたものとは違うと思いつつも、彼女たちと一番近くにいるのは俺だとも思う。

 他の人には話せない秘密を共有してるのは俺たちだけなんだから。


中沢「なあ、上条もたまには遊びにいかないか?」

恭介「ごめん、僕は今日もバイオリンの練習があるから」

貴方「またレッスンか?」

恭介「レッスンはないけど、コンクールが近いから練習に力を入れたいんだ」

中沢「そうか。頑張れよ。【貴方】と二人ってのも盛り上がらねえなあ。今度にするか?」

貴方「あー、俺はどっちでも……」

中沢「じゃ、また明日なー」


 一瞬、美樹たちのことが浮かんで曖昧な返事を返した。

 みんなと別れてから姿を探すが見当たらず、志筑さんがまだ教室に残ってるのを見つける。


貴方「……あれ?他の人はもう帰っちゃった?」

仁美「さやかさんたちならもう帰りましたわ。何か用事があるのだそうです」




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