貴方「俺が魔法少年でヒロインを攻略するまどか☆マギカ?」
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395: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2020/04/28(火) 23:32:03.76 ID:5/sF2wz80


 時間はいつのまにか昼食時に近づいてきて、そのおかげかお客さんも増えてきていた。当番の時間が終わったらどこかで昼にしようか。

 ペースを掴んだ頃に、美樹が注文とともに伝えにくる。


さやか「3番、紅茶とオムライスだって」

貴方「おう、了解」

さやか「それで来たら【貴方】も出てくれば?マミさん来てるよ」

貴方「それなら俺が持ってこうかな」

さやか「えーっ、それはあたしの役目だと思ってたのになあ」

貴方「美樹は散々いいところ見せてるだろ?」

まどか「出来立てのチキンライスたくさん持ってきたよー!」

さやか「まどかも来てね」


 ウェイトレスから家庭科室での調理のほうに戻っていた鹿目さんも、丁度こっちに来たところだ。

 鹿目さんは一瞬きょとんとしたものの意味を理解すると快活に返事をする。

 ……エプロンを脱ごう。


貴方「――――お待たせしました。……お嬢様」


 恭しく礼をする。結局接客ってこれがはじめてなんだけど、マジに言うのくっそ恥ずかしい。


マミ「ふふっ、いいじゃない。その格好サマになってるわね、【貴方】くん」

貴方「からかわないでくださいよ」

さやか「それよりあたしとまどかの可愛いメイドコスは!?」

マミ「もちろんとても似合ってるわ。みんなからお嬢様なんて呼ばれるのはむずがゆいけどね」

まどか「えへへ……」




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