深月フェリシア「かなえって怖くね・・・?」 さな「はい・・・」
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9: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2020/02/13(木) 21:05:23.80 ID:IgUGHyAB0

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やちよ「さて」

やちよ「始めましょうか。みかづき荘新春恒例の・・・福袋イベントを!」

かなえ「ん」

みふゆ「わ〜いっ♪ 待ってました〜♪」パチパチ

さな「福袋イベント・・・?」

フェリシア「なんだよそれ」

やちよ「祖母が始めたみかづき荘の恒例行事でね、毎年この水徳商店街でみんなに福袋を買ってもらうの。お金の大切さを学んでもらうためにね」

やちよ「そのためにこれをあげるわ。二葉さん、受け取って」

さな「えっ、これって、もしかして、お年玉ですか・・・? もらっていいんですか?」

やちよ「みかづき荘の一員なんだから、当たり前じゃない」

さな「ありがとうございます・・・!」

フェリシア「なにーっ! いいなぁー、さな!」

やちよ「はい、フェリシアにも」

フェリシア「うおー!! お年玉っ! 本当に本当にお年玉だっ!!」

みふゆ「うふふっ。嬉しいですよね。楽しいですよね。ワタシも毎年この瞬間がとってもハッピーなんですっ。ささ、というわけでやっちゃん、ワタシにもお年玉くーださいなっ♪」ウキウキ

やちよ「何言ってんのよ。みふゆはもらう側じゃなくてあげる側でしょ。もうそういう年齢になってしまったことにそろそろ気が付きなさい」

みふゆ「ええっ?! そうなんですかっ?! ひどいっ!」


やちよ「二葉さんとフェリシアは今渡したお年玉で買える福袋を買うこと! さっきも言った通りお金の大切さを学んで欲しいから、どの福袋がいいかきちんと考えて、自分が本当に欲しいものを買うのよ」

フェリシア「おうっ!」

さな「はいっ!」

やちよ「そして分かっていると思うけど、年上の子は年下の子に付き添って、お金の使い方のアドバイスをすること」

かなえ「ん」

みふゆ「は〜い・・・。せめて楽しそうに買い物する子の姿を見て癒されることにします・・・。それじゃ、ワタシはさなさんに付き添いましょう」

さな「あっ、はい、よろしくです」

やちよ「そう。なら、かなえはフェリシアをお願いね」

かなえ「ん」

フェリシア「えっ・・・!? か、かなえがオレに付き添うの・・・? う・・・あ・・・や、やちよは? やちよじゃダメなのかよ・・・?」

やちよ「私は大変なのよ。これから戦場に行かないといけないから。初売りと言う名の戦場にね・・・!! それじゃまた後でねっ!」タタッ

フェリシア「え・・・え・・・」オロオロ....

かなえ「行こうか。買いたいものを買いに」

フェリシア「あ、う、うん・・・・」ビクビク...





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