深月フェリシア「かなえって怖くね・・・?」 さな「はい・・・」
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◆LXjZXGUZxjdx
[sage saga]
2020/02/14(金) 00:07:07.77 ID:zlrxVPJL0
かなえ「あ・・・・あっ、あたし、が、チョコ・・・あ、あ、あげる。・・・みんなに」ボソボソ
やちよ「まあっ、本当にっ! うれしいわ〜かなえーっ」ニッコニコ
みふゆ「かなえさんっ、だ〜いすきっ!」ダキッ
かなえ「ん・・・・・・」
かなえ「これ、やちよに」
やちよ「ふふっ、ありがとう。頂くわね」
かなえ「こっちはフェリシアに」
フェリシア「えっ?! マジで?! くれんの?! よっしゃー!」
かなえ「さなにも」
さな「えっ?! 私もですか・・・?! わあっ、ありがとうございますっっ!!」
かなえ「い、一応・・・。手作りした・・・。初めてやったから・・・形も変だし、味も変だと、思う・・・。無理して食べないで、いらなかったら捨てて・・・」
さな「ふふ、猫さんの形のチョコだあ。ふふ、ふふ、バレンタインデーってこんなに楽しい日だったなんて知らなかったあ、ふふふふ」ニコニコ
フェリシア「もぐもぐ、うおーっ、うめーっ! もぐもぐ、んっ? かなえなんか言ったか?」モグモグ
かなえ「・・・・な、なんでもない」
みふゆ「うふふっ。みんな幸せそうですねえ。ささ、かなえさんワタシにもチョコくーださいなっ」
かなえ「みふゆのは・・・ない・・・」
みふゆ「ええっ?! なんでですかあ?!」
かなえ「あたしがチョコを作っている横で・・・散々つまみ食いしていたから・・・」
みふゆ「つまみ食いじゃなくて、味見ですよ! あ・じ・み!」
やちよ「みふゆは最近、生活だけじゃなくてお腹もだらしなくなってるんだから少しは我慢なさい」
みふゆ「そんなっ!? ひどいですよーっ! 勉強には糖分が必要なんですから、ワタシにもチョコください〜っ!」
やちよ「それにしても、かなえって本当に丸くなったわよねえ」
かなえ「え、そう・・・?」
みふゆ「ああ、はい、それは思いますねえ。こうやってワタシが後ろからいきなり抱き着いても平然としていますし。ちょっと前なら、『だまし討ちをされた事がある』って理由で、後ろに立っただけで過敏に反応していたのに」
かなえ「それは・・・ん・・・・。最近は・・・気が付いたらさなが側に居ることが多くて・・・。急に大声出すと驚かせちゃうから・・・」
やちよ「ふふっ、それだけ私たちに馴染んでくれたってことよね。かなえは私たちにとって掛け替えのない仲間だわ。これはお返しのホワイトデーはしっかりしたものにしないとね」
さな「あっ、はい、そうですね。特にやちよさんとみふゆさんは大変そうですよね」
やちよ「大変って?」
さな「かなえさんはお二人のためになら命を燃やす程の覚悟がある方なので、そんな方に感謝の気持ちを伝えるお返しは―――」
かなえ「さっ、さな・・・! それは・・・」アセアセッ
さな「あっ・・・! ご、ごめんなさい・・・! これって秘密でしたよね・・・! あ、あのっ・・・! ウソです! 今のはウソです! あっ、で、でも、かなえさんのお二人に対しての情熱的な想いはウソじゃなくて、本当で、あっ、いや、ウソなんですけど本当で・・・えと、あのあのあの・・・!」シドロモドロ
みふゆ「かなえさん・・・! この前のライブもそうですけど、かなえさんって本当にワタシたちの事が好きなんですね・・・!」
やちよ「あらやだ。私、顔が熱くなってきちゃった。チョコにお酒でも入っていたのかしら」
かなえ「ああもう・・・!」
かなえ「・・・・・・・・・・//////」カァッ
かなえ「でも、本当に・・・・。ありがとう。さなも、フェリシアも」
かなえ「そして、やちよとみふゆ・・・」
かなえ「ありがとう・・・あたしを未来に連れてきてくれて・・・・!」
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