43:名無しNIPPER[saga]
2020/05/20(水) 02:28:54.72 ID:QlucN+NmO
彼方(どうしよう…)
彼方は焦っていた。
猫の攻撃は予知により当たる事は無い。
だが喧嘩もしたことがない彼方はどうやって攻撃したら良いか分からなかった。
彼方(…新しい予知!これは…!)
猫「フギャッ!!」
なんとも古風な大正時代を思わせる古風な学生服を着た少女はライダーキックで猫を吹き飛ばす
彼方「…あ、貴方は?」
慶次「わたしはかざま…ゴホン!魔法少女ノスタルジアガールです」
ホワイト「ワタクシは妖精のホワイト・オーキドですわ」
慶次「…加勢します!魔法少女くん」
彼方「わ、わたしは…」
彼方(…待って!流石に本名は言わない方がいいよね)
彼方「…フォーチューン…魔法少女フォーチューンです!」
スピ「…わたしはスピリットという名前です」
慶次「フォーチューン、化け猫を止めますよ」
彼方「は、はい」
慶次は巨大な剣を出現させる。
慶次「……貴方は何か武器などは使わないのですか?」
彼方「…ど、道具ですか?私まだ魔法少女になったばかりで…その…」
慶次「…そうですか」
瞬間…脳に閃きが走る。
彼方「……きます!」
慶次「……!」
先程吹っ飛ばされた猫がこちらに向かって飛び交ったのだ。
彼方と慶次は後ろに飛んで難を逃れた。
慶次(…今、攻撃が来る前に能力を察知した?まるでニュータイプですね…その系統の能力でしょうか?)
慶次「…まぁでもこの力、利用しましょう」
慶次「フォーチュン!攻撃の来るタイミングが分かるのですか?」
彼方「え、はい」
慶次「攻撃の瞬間を合図して下さい。カウンターで一撃で仕留めます」
彼方「ま、まって…猫さんは間違って飲んだだけなの…だから乱暴は…」
スピ「問題ありません…魔法少女の攻撃は魔力だけを攻撃する非殺傷モードにすることが可能です」
慶次「…そういう事です殺したりしません安心してください」
彼方「そ、そういう事でしたら……」
彼方「…ッ!」
【ヴィジョン_発動!】
彼方「二秒後…!来ます!」
慶次「……そりゃあああ!」
横に一閃、剣を振るう。
斬られた巨大な猫は大きな影になったと思ったらミルミル縮んでいき、ただの猫と宝石に別れた。
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