【ミリオン】紗代子の欲しかったもの
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56:伊丹 [sage]
2020/02/08(土) 21:30:28.26 ID:2EYiqEug0





「あ、息が白い…。もうすっかり冬なんだな…」

通り過ぎていく人やクルマの音に、そんな私の呟きは踏みしだかれるようにして、かき消える。


賑やかな駅前の広場の街灯の下。
私はひとり、彼を待っている。



彼からは少し遅れる、と連絡があってから返事はない。




ケータイをイジったり、喫茶店で待っていようかと思ったけれど、
そわそわして落ち着いていられなかったので、結局こうして待ちぼうけだ。






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