46:伊丹 [sage]
2020/02/08(土) 21:14:10.21 ID:2EYiqEug0
「……かなり役を掴めてきてるな、紗代子!」
「……え、P!? いつからそこに?」
「10分くらい前からかな。すごい集中力だったから、声掛けられなかったよ」
ウソ、全然気が付かなかった。
しっかり聞かれていた、独り言にはあまりに大きすぎた私の声!
頬が熱くなるのを感じる。
「……いま、ちょっといいか?」
そんな私にお構いなしに、ニコニコしながら彼は私を手招きする。
「まずは……これを見てくれ!」
彼は、私の前に左手首を見せつける。
それは、左腕につけた……彼の、あの腕時計だった!
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