25: ◆x8ozAX/AOWSO[saga]
2020/02/05(水) 17:41:05.84 ID:zm72+V2G0
美穂「そんな訳で、響子ちゃんは怒ってないみたいですっ!」
P「……そっか……そっかぁぁぁ…………」
めちゃくちゃ怒ってたじゃん。
今の受け答え、めちゃくちゃ怒ってるやつじゃん。
美穂ももう少し上手くやってくれても……いや、違うか。
こういう兄妹の問題は、兄妹内で解決するべきだった。
少なくとも他の人の手を借りるべきではなかった。
もっと言うと、頼む人を選ぶべきだった。
ガチャ
響子「…………お疲れ様です」
美穂「お疲れ様、響子ちゃんっ!」
P「お疲れ、響子」
響子「……帰ります」
バタンッ
美穂「……やっぱり怒ってるみたいです」
んな事は最初から分かってる。
何に対して怒っているのか、それを知りたいのだ。
俺のせいで不機嫌になってしまった響子と、家に帰れば二人きり。
俺だって気不味いし、響子からしても嫌だろう。
であれば、何とかして原因を突き止め謝らなければならない。
P「…………闇雲に謝るだけじゃ余計に怒るよな」
美穂「当然ですっ!」
P「……美穂だったら、どんな事があれば機嫌が良くなる?」
美穂「美味しいものを食べだ時ですっ!!」
P「よし、甘いもの買って帰るか!」
きっと悪手だろうなぁ、と。
そう分かっていても、他に手が無いのだ。
取り敢えず帰りに、昨夜食べてしまったゼリーを買って帰る事にした。
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